鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

バラの植え替え

私は10月後半から始めてます
剪定するのは2月ですが
植え替えは大体11月くらいから少しづつ始めてます

寒いとつらいのと
鉢の数が山のようにあるので
この時期からコツコツと行ってます

温暖化の影響があるので
最初は根が早く休む早咲きの一季咲きのオールドローズ

調子が悪いもの
花や蕾がないもの

今回は今年初めて手を出した
河本バラ園さんから始めました

美しい秋バラのメリット

春バラも素敵ですが
私は秋バラの方が好きです
量は春に劣りますが
深みのある色やグラマラスな花型は
秋ならではのバラがたくさんあります

それと花を咲かせることによりメリットもあります
新芽を展開させて花を咲かせると枝が充実するんです
これが冬の寒さに強い表皮を作り上げます

花が咲かないと伸びることに専念し
表皮が固くならないんです
すると寒い時期にそこから枯れこむこともあります

クレマチス楽しみ方

「新苗(1年苗)はやめた方がよい」と言われる理由
それはクレマチスの枝の死にやすさ
いわゆる「枝枯れ」がよくあることだからです

それに新苗は根も死にやすいんですね
ある程度大きくなるまでは割とデリケートな植物です

それに商品写真のようにするには時間がかかります

しかし、私はホームセンターで秋売れ残った新苗を買い漁ります
たたき売りをするのが12月頃かな?
半分死んだような苗を購入しちょっと深植え込みして
ギャンブルのように育つかどうか挑戦するんです

楽しみは根をみること
買ってきてすぐ植え込みをします
生きていれば春タケノコのように芽がニョキニョキ

状態があまりよくないものは
花を咲かせずに春にまた深植えして芽を増やします
コンパクトに楽しめるので
パテンスやラヌギノーサ系を好んで購入してます

5月からはバラのお世話で
放置されるクレマチスたち
暑さに弱いのでほぼ日陰に置き去りです
そのためコンパクトなママ

しかし、秋様子をみると
次の年は花を咲かせてくれそうな子がちらほら

廉価品出身のクレマチスでお気に入りは
「ザ・プレジデント」
よく返り咲く品種のようです

クレマチスの植え替え

クレマチスの植え替えは難儀です
まず、クレマチスは種類によって剪定方法が違います
それに剪定に一番良いのは2月頃
木立タイプのバラと一緒ですね

植え替えは10~11月頃がよいと思います
クレマチスはバラと違い植え替えはいつでもOK

しかしやめた方がよいのは夏ですね
失敗すると枯れます
暑さに弱いですから…

冬も根が安定しないと寒さで根が消滅する恐れがあります
特に寒さに弱い品種とかテキセンシス系は注意です

基本、根が活動期に植え替えを行い
休眠期に根が安定状態にした方がよいので
考え方はバラとは逆です
バラの場合は休眠期に植え替えをしないと枯れます

ただ時期はかぶるのでうちの植え替えの開始は
クレマチスからです

クレマチスの植え替えはイライラします
ツルを解く作業がねイライラするんですね

クレマチスには旧枝や新旧枝、新枝
剪定が違うんですが、前述したように切るのは2月頃
なので植え替えの時はツルをつけて植え替えをします

旧枝は翌年花芽をつける枝なのに
ポキポキ折れることはよくあること
最悪、ツルが切れてしまって「あーーー」となります

バラより病害虫はマシなんですが
「枝枯れ」はクレマチスによくあること
適当に育てすぎているせいか枝の2~3割
ひどい場合は5割は「枝枯れ」により枝が死んでることもあります
なので2月にでる芽をみて生きている枝か判断するのが良いんですね

植え替えを行う訳は枝数を増やすために深植えするわけですが
うまくいくとすごい枝数になり、またツルが知恵の輪状態になります

ローズシナクティフとカミーユ

やっぱり似てる
性質も似ていて
でっかいですよ

特に「カミーユ」2年目なのに
樹形がすごいでかい

「ローズシナクティフ」は
高いところで咲くけど
花がでかいので見栄えがよい

カミーユもそんな感じ


似ているのでどっちがどっちだかわからなくなる

 

↑「ローズシナクティフ」は花びら少ないけど
結構大輪を咲かせる
秋が深まるとひとつの花が手の平のパーぐらい大輪になる

 

↑「カミーユ」は太い枝で咲かせると大輪になるがまだ「ローズシナクティフ」よりは花は小さい。色は似ているが、こちらの方がシルバーが入っている感じ

ローズオオサカ

時代遅れと言われる
剣弁高芯咲きのバラが一番美しいと感じています
ただ昔ながらのハイブリッドティだから
耐病性は低いものが多いですね

たまに耐病性が高い
剣弁高芯咲きが登場しても
納得できないものが多いです

ちなみに耐病性が高い
剣弁高芯咲きで花型がよいのは
「マイガーデン」です
ただ、背が高くなりすぎる、花数は少ない
スペースの問題で根切り虫の被害にあった時に処分しました

アプリコットキャンディー」もおススメです
ただ開ききった様が品がないけど
この状態で花持ちがとてもよいです
連続開花性にも優れているため、早々にカットして
2番、3番花を咲かせてもよいと思います

剣弁高芯咲きのもっとも美しいバラといったら
寺西氏のバラではないでしょうか?

無農薬で育ているため
耐病性の高くない寺西氏のバラは
数を絞って育てています

今年購入したのが「ローズオオサカ」
ため息が出るほど美しいです

まず開花の時から美しく
その美しさが長く続きます
香りはそんなにありませんが
花弁は雨にも強いです

ちなみに「スイートムーン」
こちらも同じように花弁が丈夫です
しかも香りも強く
シベもナカナカ見えない美しい姿が2週間以上続きます

ただ雨で少々花びらは汚れますが
ブルー系の花びらとしてはかなり丈夫で優秀です

ちなみにブルー系のバラで
「ブルーバユー」系の花びらは本当に雨に弱い!!

有名なのが「ノーヴァリース」
露地でどうやって美しく咲かせるんだろう?

 

↑「ローズオオサカ」です。実物はものすごく美しい。赤は色が飛んでしまってわかりづらいね。ローズ色みたいになっているけど、実際はもっとシックな黒赤に近い発色の強い赤色ですよ。咲き掛けから日々美しくかれこれ1週間以上美しい姿を保持してます。

寺西氏のバラは無農薬にすると耐病性が上がってきます。その中でも「ローズオオサカ」は思ったより丈夫かもしれない

植え替え1(クレマチス編)

一部のクレマチスの植え替えを行った
新苗で水切れで枯れたと思った「マズリー」が生きていた
ダメもとで深植えをしたところ少なからずや葉を展開していた

ダメだったのもいる
ホームセンターで廉価品で購入した
新苗の「ピンクファンタジー
昨年の秋に購入し順調に成長していた
春は摘蕾して株を育てていたが
夏に水枯れをさせてしまいダメになってしまった
深植えして様子を見ていたが根ごと消滅してしまった

また、管理が悪く、どれがどれだった?状態になる
多分「白馬」かな?メインのツルが枯れこんでいた
今回の植え替えで深植えしてツルの数が増えたらと思っている

あと粗雑なものでツルを折ったり切ってしまう
バラに比べたらクレマチスの方が丈夫だが
誘引しダメにするケースが高い
ツルが展開するときは本当にマメにしてあげないとダメ
誘引しなおすと気に入らないらしく成長点が枯れることが多い