鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

アビオン-E

「杣人」紀州備長炭木酢液
https://hati8chang.hatenablog.com/entry/2022/08/07/122352

で話した葉水用に

木酢液(特定農薬保留分)
バチルス菌(農薬)
光合成細菌(特定農薬)
ニーム(特定農薬保留分)
ハイポネックス(肥料)
アビオン-E(農薬)
HB-101(特定農薬)
※「HB-101」に関しては効果がまったくわからないがなくなるまで使っている

そうそう説明をしておきます
「無農薬栽培の鉢栽培」といってますが
正確には無農薬ではありません

法律が改正され農業では農薬以外のものを使うことは法律違反となります
効果があるかないかよくわからないが使ってもいいよというのが
特定農薬と言われるものです

で、まだそれらに登録されてない資材にも保留分というのがあって
それらは自己責任で使うことができます

自然資材でも効果が立証されているものは農薬として認定されています
その代表がバチルス菌です

「アビオン-E」は展着剤として使用してます
展着剤にもいろいろあり
「アビオン-E」はパラフィン(ろう)を主成分としたものです

そう!!植物はこのパラフィンに似た
クチクラ層にあるワックス層で菌の侵入などを防いでいます

「アビオン-E」使うことによりよりクチクラ層のワックスを強化するんです
なので糸状菌に対し物理的な防御にもなります
固着性やスチャッカーと呼ばれる展着剤となります

通常タイプやスプレッダーと呼ばれる展着剤は濡れ性に特化しています
植物のクチクラ層は保護膜のため水をはじくようになってます
そのため農薬もはじくため
クチクラ層を軟化し浮腫ませて農薬を均一にするようにするんです

ただこれをすると植物によっては薬害
農薬使用から無農薬にチェンジする時
展着剤のせいで保護膜であるクチクラ層がダメになっているため
かえって病気を悪化させる要因の一つなんです

他には浸透性が強いものアジュバンドとも呼ばれています
濡らす力と浸透力を併せ持ち
こちらは治療系のものに使用されているケースが多いです

私は農薬を使わないので(化学系のね)
正直あまりよくわからないのですが
バラ栽培のベテランの人は展着剤と薬剤とのセレクトが上手な人が多いですね
ただ予防の場合は薬剤にもよるのですが
展着剤は「アビオン-E」がおススメとおっしゃる方が多いですよ