鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

ミスティパープル1

とうとう我が家にきた
「ミスティパープル」

無農薬で育てる私にとって
河本バラ園のバラは論外だと思っている
人気の「ガブリエル」は美しいと評判だが樹勢が弱い
無農薬はこの「樹勢が弱い」バラは鬼門なのだ

「ミスティパープル」も無農薬だと無謀かもしれない
しかし購入した理由は

「ミスティパープル」と
ブルームーン」は似ていると思ったからだ

実は以前、無農薬で「ブルームーン」の挿し木を育てていた
こんなにバラも育てていなかったので
気長に1年に1本シュートが出て1本に1花
5つ咲かせるには5年
今考えると過保護に育ていた

挿し木のため樹勢は弱いが
実は「ブルームーン」は
昔は優秀な強靭種の一つだった

無農薬向きでないが
というか昔はバラを無農薬で育てるのは
今以上、無謀と言われていたが
それでも育てられたのは
ブルームーン」のポテンシャルの高さ故である

そのバラの流れを色濃く受け継いだ
「ミスティパープル」

そして受け継いでいる系統は
青バラを作った小林森治の系統も
受け継いでいる

私は小林森治の「紫の園」の大ファンである
本品種を育てるのは本能的に無理だと思っているので
それに似た品種を憧れ追いかけている

「ミスティパープル」の咲ききった姿は
サイズは違うにせよよく似ている
実際に交配に使ったのは「オンディーナ」は
「紫の園」にとって親戚のような存在

小林森治の青バラとして有名なのは「青竜」だが
青竜」は花粉がほとんどできないため
その親である「オンディーナ」が使われることが多い

ちなみに唯一「青竜」の子が誕生した
小林森治氏の死後発表された
「青の軌跡」がある
青竜」をよい部分を引き継ぎながら
耐病性や樹勢が改良されたらしい

育てるにあたって
「ミスティパープル」か「青の軌跡」か悩んだが
多分「ミスティパープル」の方が丈夫さは上かな?と思い
「ミスティパープル」を選んだ

とりあえず届いた
「ミスティパープル」を育て様子をみる

今は「グローブマイスター」がいた
「スイートムーン」の隣に置いている
他のバラの葉が茂ってきたら他の場所に移す予定

※「グローブマイスター」は陽がやわらないところに移し
 また葉が茂ってきたらもとに戻す予定