鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

バラ塾のTouTubeの見どころ(その1)

育種家「木村卓功」氏が
色んなバラの説明をしてくれる動画

素晴らしい知識が目玉だが
脱線していく話も面白い

植物の動画配信は色々とみていると
その育種家の傾向というのがある

クレマチスで有名な金子先生は
手短でわかりやすい動画
基本的なことを述べているので
あくまでも書籍の内容にとどまる

実際に金子先生にお会いし説明を聞くと
書籍以上の知識を提供してくださる先生だが
動画では無難な内容に抑えている

ショップ系はまつお園芸の若い方は
たまに冒険的な提案をして面白い
ほとんどの内容は常識内

クレマチスに関してはたまに
ちょっと特化した知識を披露してくれる

実はまつお園芸の若い方に
物言いをつけていたベテラン?のバラ園芸職人の方がいて
その方はとても職人気質で
よかれとおもって言っていることが
ドンドン暗黒方向にいってしまうのが面白い
※バラの常識的な内容について,ただいろんな考え方があるその一例

この職人気質の「よかれ」と思って…
この感じは脱線していく木村氏に通じることもある

もちろん木村氏は暗黒までいかない
「暗黒」というのは
意識せず?に他人を中傷してしまっているかのように聞こえてしまう内容のこと

職人は自分の信念みたいなものがあって
木村氏は自分は自分!!
バラ栽培は自由でよいと定義している

職人気質とはある種の負けず嫌いさもあって
自分の中の正義,信念がないと
素晴らしい成果を残せないだろうな~と思う

ちなみに動画を見る前
私は「木村卓功」氏はもっと外国ナイズな方かな?と思っていた

合理的なヨーロッパ系の傾向の方かな?って
動画をみると「合理的」な方ではあるのだが
日本的な合理的なタイプ

いわゆるバリバリの日本男性
日本の職人が世界(ヨーロッパ)を意識し
自分の到達点(目標)をもって動いているって感じだろうか?

面白かった動画は耐病性に関して
ある育種家の方法論に名前を伏せて
自分の場合はこうしていると言っていたところ

これらすべて憶測だが
「忽滑谷氏」のことかな?と聞いていた

実は忽滑谷氏は「バラの家」で働いていた経緯をもつ
そこから独立し自分の育種したバラを販売している

最初の方はバラの家も「忽滑谷氏」のバラを販売していたが
途中「忽滑谷氏」のバラは扱わなくなった

そんなことでいろんな思惑が想像されているが

一番の理由は忽滑谷氏のバラが自分のショップでも
生産が追いつかない状態
なので他のバラ販売へ卸すことができない状況

と私は想像している

それに忽滑谷氏が手掛けたバラ園をみると
「木村卓功」氏をリスペクトしているのがよく分かる
偉大な師匠なのであろう

木村氏の方は忽滑谷氏に関して
バラの弟子であり,お互い高みを目指す「仲間」でもあり「ライバル」でもある
日本の賞レースを総なめにしている木村氏の後ろには
かならず「忽滑谷氏」のバラもあるので
嬉しくもありながらも,意識もしているのだろう

それに「忽滑谷氏」にとって
偉大なる師匠にすこしでも「ライバル」と思われることは
最大の賛辞でもあろう

と…

繰り返すがこれはあくまでも私の想像である