鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

夏剪定その1

8月27日土曜日
第一回夏剪定の始まりだ

まだ暑い日は続く
理想の夏剪定は9月初旬だが
間に合わないので8月下旬~9月下旬にかけて行っている

理想は9月上旬

まず最初は初動が遅いと言われるバラ
目安の一つが春バラの開花が遅い品種

次にエリア
我が家は狭いので
やるならエリア一体で行っている
そうしないと剪定を終えたバラが埋もれ
陽が当たらなくなり弱ってしまうからである

大抵は大型の木立ドイツ種
コルデスの品種から行っていく
ロサオリエンティスも開花が遅いものが多い

【本日夏剪定を行った品種】
(1)フューチャーパフューム(コルデス)HT
花びらが丈夫で雨の影響が少ない

(2)カインダブルー(コルデス)HT
花びらは雨に弱い方、ノヴァーリスよりはマシ
巨大化するので強めに剪定
できたら晴れた日が続いた日に咲かせたい
しかし温度が高いと縁がチリチリになるので
涼しくなったら咲かせたいバラ

(3)シャリマー(ロサオリ)S
夏剪定してもしなくてもどっちでもOKだと思うタイプ
細い枝にも花をつけるので
夏剪定でちゃんと上を向いて咲く枝のみ残す
我が家はあまり房咲きにせずに
HT的に咲かせている

春バラは大したことないが
秋バラはハスのような透明感のある美花になる
しかも花持ちもよく、うまくいけば秋バラが2番花くらいまで楽しめる

(4)バレッタ(河本)F
夏剪定理由はこのエリアにいたので

正直、遅咲きか?早咲きか不明
今年の春の後のセールで購入

タイプ1の割には弱い品種
暑さにもそんなに強くない

他のバラを剪定したので
黒点病がひどいこのバラはすいて先を切った

多分八重なので花の展開が早いと思うが
咲かせるのは苗の状態を見て
温度帯が大丈夫になったら咲かせるので
それまでは摘蕾対象

(5)しのぶれど(京成)F
こちらも開花が遅い品種
ちょっと失敗してシュートを放置してしまった
先がほうき状になってしまったので剪定した

このバラは意外に無骨
細い枝も残した方がよい品種
太い枝は少し剪定をして分岐させる予定

こちらも花びらが雨と温度に弱いバラ

【本日夏剪定をしないと決めた品種】
(1)キャンディアメイディランド(メイアン)S
条件が悪い奥の方で育ているのに
病気知らずの優秀選手

他のバラは夏場は摘蕾していたが
このバラは自由に咲かせ放置状態
そのため実もよくつける

蕾も虫に食べられているが
摘蕾程度に思っている

このバラの優秀なのは耐病性だけでなく
コンパクトであること

頻繁に花をつけるため
サイズが大きくならないのだ

暑さにも強くまさに理想的なバラだが
ただ虫に食われているので容姿はボロボロ

これは野でみた野ばらと同じ姿

まったく放置しているわけでない
マメに肥料はあげている

キャンディアメイディランド。
昨年、京成バラ園で夏のセールで購入。セール品だったから仕方がないが、かなり弱っていた苗。黒点病で葉を落とし、枝は黄色く変色していたため、昨年は養生。
しかし今年になって本来の強靭さを発揮!!

現在、条件が悪いところで育ている。ほとんど陽があたらない。ただ、午前中の1~2時間程度あたるエリア。しかし四六時中花を咲かせ、病気知らずで元気。