鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

アルチーナは予想よりすごい

新苗で購入した「アルチーナ
初めて花を咲かせました

いや~美しい!!

まず色
ビロード調というか
一種の構造色なんですが
一色の赤というより
何色の赤の混合で場所によっていろいろ
写真っで展開するには無理な
複雑な色合い

時間が経過すると
ブルーイングというより
ブラックイングというのかな?
沈んだ色合いが
魔性チックでこれまた華麗

花びらの立体性もすごく
規則正しいさと不規則性のバランスが
絶妙でなんとも個性的

繊細な花びらなのに
意外にしっかりと丈夫な花なので
見ごろの花期が長い
切り花にしたら人気でそうです

私がもっとも気に入ったのは
強香ではないが香りの質が絶品

ダマスクと書いてあったけど
ダマスクとフルーツ香で
フルーツ香の質がブルゴーニュの白ワインよう
(白ワイン香は様々あるが、
ミネラル系と南国のフルーツを混ぜた熟成された
モンラッシェのような香りです)

流れでいうとクリムゾングローリータイプ(香りと色)
香りはもちろん「クリムゾングローリー」「パパメイアン」にはかなわない
しかしこの2のバラは美しい花期がものすごく短い!!
「パパメイヤン」の美しい写真は数時間の産物なんです
そのあとはパカーン!!
ビロード花びらの走り「クリムゾングローリー」に至っては
パカーンとなろうが「香り」さえあれば細かいことは気にしない方がよいかも

あと家だけかもしれないが「クリムゾングローリー」は
水の吸い上げが弱くあまり切り花に向かないかな?

その点「アルチーナ」は鑑賞価値が長く
切り花にしても香りは薄れていくが長めに楽しめる

しかも時間経過の変化で
さまざまな美しさがとても魅力的な
表情が豊かなバラです(切り花にしても)

花色は「クリムゾングローリー」「パパメイアン」
※ちなみに花期は「アルチーナ」の方がずっと長く美しい

樹形や育成は「ミスティパープル」
※農薬は必要なタイプ、「アルチーナ」の方が丈夫

花付きは花のつく間隔は「ミスティパープル」に似る
耐陰性は「アルチーナ」の方が許容してくれるが
うちの日照の問題で花付きがよくないのかも(「ミスティパープル」)
よい日照が確保されれば花付きがよくなるかもしれない

一番特化した魅力はやはり
ほかのバラにはない個性!!

これはなかなかすごい!!
まず新苗でこのグレードもすごいです
観賞価値が高いのに時間経過で表情を変えていく様はまさに魔法!!

ちなみにロサオリの「シェエラザード」も素晴らしいが
こちらは華やかで品があり派手目なお嬢様タイプ
割と安定した美しさなんですが
アルチーナ」はもっと変化に富んでいてどの姿もお美しい!!
美しい魔女「アルチーナ」という名前がぴったりなバラ

正直、もっと注目されてもよいバラだと感じました!!

なかなか写真では良さが出にくいバラ。こんな明るい色ではなくシックで複雑なミステリアスな色合いなんですけどね…。

追記
ブラックイングのあとブルーイングも始まりました

花弁がしっかりしており結構紫の姿も怪しく美しいです

やはり写真では再現できずローズ色になってますね
結構濃い目の紫です
花びらが劣化してないのわかりますか?
香りがあるのに花もちがよいです