鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

ルタンデスリーズ

昨年新苗で購入した苗です

秋に咲かせようとしたところ
すべてヨウトウムシの餌食になったため
ちゃんとした開花をみるのは
今回が初めてです

まず評価するべき点は
香りですね

私の大好きな
高級な白ワインの香り
クリムゾングローリー系です

我が家の「クリムゾングローリー」は
癌腫で処分してしまったので
我が家の香りバラナンバーワンとなりました

色も紫がかりナカナカ美しいですね
ちょうど「ミステリューズ」と「シェエラザード」の中間くらいですが
実際肉眼でみるとあまりみないタイプの色合いです

さて、皆さんあまり発表されない
短所も発表しておきます


花が暑さに弱いです

ただデルバールの中では早咲きの部類で
早く咲いてくれるのが救いです

雨で花びらもダメになるようです
花びらは柔らかく
デリケートなタイプの花びらです

ただ蕾をあげて次々に咲いてくれる
体力のあるバラですね

無農薬で育てると
黒点病には罹患します
割と黒点病には罹患しやすいタイプです

バラの家さんではタイプ2とありました
おっしゃるとおりだと思います
樹勢はあり育てやすいタイプです
「ミステリューズ」や「ソニャドール」に
色合いは似てます

花びらの数は「ルタンデスリーズ」の方が多いのと
質がやわらかでデリケートです
花もちは同じくらい
雨に関しては「ミステリューズ」と「ルタンデスリーズ」では
「ルタンデスリーズ」の方がマシですね
ただどちらも雨は苦手です

「ミステリューズ」の場合、雨で花首がダメになりました
「ルタンデスリーズ」は暑さで花びらがチリチリとなります
「しのぶれど」のようですね

「ルタンデスリーズ」は枝が細めとあるが
そうでしょうか?
そうでもないかな?と思います
枝が細いのは「ミスティーパープル」のようなバラを
思い浮かべますが
「ルタンデスリーズ」はわりとガッチリ系だと思います

耐病性は「ミステリューズ」よりやや丈夫
ただ広い敷地を覆いたいなら
「ミステリューズ」(秋に結構伸びる)
コンパクトなら「ルタンデスリーズ」ですね

総合して
とても魅力的なバラだと思います
しばらくは人気が続き
売れきれるほどになると思いますよ
そのくらいポテンシャルの高いバラです

我が家では
ツル風の大きな木立として育ててます

大苗で購入しなくても
小さな新苗でも成長が早いので

新苗から育てるのをお勧めします

一番の魅力は「香り」だと思うバラです
フルーツ香の質がよくブルゴーニュの高級白ワインの
モンラッシェやムルソーの持つ
上品な香りですね

色もほかでも見ないようなローズ色と紫を混ぜて落ち着かせたような色合いです
写真だとローズっぽいですが、もうすこし落ち着いた色合いで
おもったより風景になじむタイプです