鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

バラ欲しい欲しい病

バラをやっている人にとっては
もっとも困った病気ではないでしょうか?

育てるスペースなんてもうないのに
何かと理由をつけてはバラを購入

おかげで歩くスペースがなくなり
家族からは文句を言われている

この欲しい欲しい病が
発症する季節が
ちょうど今!!

夏ひたすら摘蕾に徹し
バラに飢えている状態

だから棚卸とかで

手に入らないバラが買えるチャンス!!ポチッ
新しい品種、ポチッ
安い、ポチッ

と誘惑もたくさん

そうならないためにも
しばらく考えることにしている

無農薬で育つかな?
スペースあるかな?
まあ、いろいろと調べていると

狙っていたバラが
売れちゃうわけ!!

とても残念だけど
でも、ちょっとホッ

カミーユのミニバラバージョン

マメに摘蕾しているつもりでも
見逃してしまう子もちらほら
特にちょっと涼しくなってご機嫌なバラたち
蕾バンバンあげています

面倒なので順次
夏剪定してますけどね

カミーユ」は本当はグーくらいの大きな花
しかし今回は500円玉サイズのミニバラバージョン

これはこれでかわいい

↑葉の黒いのは黒点病ではないです
熱障害だと思います

 

夏剪定その2

8月29日月曜日
会社に行く前に夏剪定

(6)令の風
暑さには弱いけど
耐病性はあるバラ
我が家だと花持ちがかなり悪いが
ショップでの紹介では花持ちがよいと書いてある
遅咲き品種なので先に剪定

(7)マーサ
これは遅咲き品種
伸びたところカット
丈夫で暑さにも強い

【剪定するか悩む品種】
(1)トワイライトヨコハマ
すごく伸びていてこのままのばしてみたい衝動に駆られる
元の枝が細いから太いところまで切り詰めるか?
このままのばして様子をみてみるか?

憧れのバラの代わりを見つける

無農薬だとどうしても品種が制限されます
似ていて条件がよいものを探すには
やはり交配情報が重要

憧れの「マダムヴィオレ」は耐病性が低く無農薬に不向き
耐病性が改善された品種として
もっとも似ているのは「ブルーシャトー」
ちょっと小柄で似ているのが「スイートムーン」
我が家では「スイートムーン」を育てていますが
ほれぼれするほど素晴らしいバラですよ

耐暑性が低いので断念している
「ラプソティインブルー」
代りに育ているのが
「スイートセレナード」「ブルースハープ
「スイートセレナード」は似てますよ
まだ苗が小さいので来年あたりにもう少し様子がわかると思います
ブルースハープ」に至っては
「ラプソティインブルー」を超えた美しさです
似ている「ミステリューズ」がとても気になってます

青バラの「ブルーバユー」は耐病性が低いですが
「しのぶれど」が大変似てます
京成バラ園で見比べたところ「しのぶれど」がカップ咲きになりやすい
色味もとても似てますよ

「紫の園」は耐病性が低いですが
こちらを交配親にしている「トワイライトヨコハマ」
今年から大苗を購入して育てていますが
思った以上の耐病性です(バラの家さんのタイプ2くらい)
ただ情報が少ないので自分の中で錯綜してます
多分、シュラブの血が入っているのかな?
ものすごく伸びてます
勝手に倒れてわき芽が出ている
ただ元の枝が細いので
夏剪定はどうするか悩み中

試験的に
ツルタイプとブッシュタイプで育ててみたいので
もう一鉢欲しいと思っているバラです

第20回ぎふ国際ローズコンテスト

韓国のバラ、エバーランドの品種
「パフュームエバースケープ」が
あの木村氏の「トロイメライ」「ピクシー」をおさえ
最高賞を受賞しましたね
耐病性で木村氏のこの品種を上回るってすごいですね

今後、韓国のバラが日本で
どんな感じで市場に出てくるかな?

売店を持つか?
委託するか?

個人的にはインドバラを
どこかで販売しないかな?と思ってます
耐暑性が強いらしいんでね

デルバールの
「ビジュ コラーユ」
「アレキサンドラ ダヴィド ニール」は
今年の秋くらいから日本で
新品種としてデビューかしら?

紫色の「アレキサンドラ ダヴィド ニール」
チベット密教の執筆が有名な女性の冒険者のお名前が由来
フランスのバラだから多分丈夫だろうけど
問題は耐暑性かな?

「ビジュ コラーユ」
似たような名前で河本にあったな~
「コラーユ・ジュレ
コラーユは珊瑚、ジュレは宝石
コーラルピンク(珊瑚色)のバラでしょうね

河本麻記子氏のバラで
「MK-MH485」は「バレッタ」かしら?

個人的に楽しみなのは吉池氏の
雨ニモマケズ ノース アイボリー」
多分購入すると思う

バラの家のタイプ別の今昔

欲しいバラと育てられるバラは違うよね
基準はバラの家さんのタイプ2までかな?と思ってほど
バラの家さんのタイプ別を参考にしている

ただ、この基準もだいぶ変わったみたい
日々改善されているんですね

例えば
「カインダブルー」は
昔、タイプ2だった時代に購入
無農薬でも黒点病にあまりならず
とても我慢強いバラだな~と感じていたら
今はタイプ1へ変更されていました

「ブリーズ」もそうだね
ちょっとは黒点病になるけど
無農薬でも育てやすいバラ

「ローズシナクティフ」も
タイプ2→タイプ1になったと思う

ニューウェーブ」は
タイプ3だったけど今はタイプ2
うちでは無農薬でも頑張っている

無農薬向きではないけど
年月をかけて無農薬馴れすれば
黒点病にもほどほどになる

ただ、いきなり無農薬にすると
多分マルはげになると思う

馴れてくると黒点病になっても
6~7割葉を保持する感じ

ただ日当たりは重要で我が家の一番陽が当たるところ
逆に夏は過酷な場所で他のバラは生きていけない場所
なのに「ニューウェーブ」「スイートムーン」は
大丈夫なんですよね

「スイートムーン」は昨年新苗で購入
葉は現在5~6割残している感じ
初期の「ニューウェーブ」より強いですね

一緒に買った「ブルーグラビティ」は
購入時は「スイートムーン」と同じくらいの耐病性だったけど
今は「ブルーグラビティ」の葉の保有率は4~5割程度

「スイートムーン」は昔タイプ3だった気がするが
今はタイプ2ですね

本当はね「マダムヴィオレ」に憧れているんです
ただ、耐病性が低く雨に弱いでしょ?
「スイートムーン」は「マダムヴィオレ」の子どもだけど
花持ちは雨にもほどほど強いし、花持ちもよい
しかも香りがあって耐病性は「マダムヴィオレ」より強いので
私としては非常に満足度の高いバラ

※「マダムヴィオレ」
もっていないけど憧れのバラ
耐病性を考えるとその血筋を受け継いだ
HTだったら「ブルーシャトー」(もっていません)
Fだったら「スイートムーン」
香りがなかった「マダムヴィオレ」だが
「ブルーシャトー」と「スイートムーン」は香りもあるし
耐病性と花持ちが改善されている

「しのぶれど」
もともとタイプ3だった気がする
今はタイプ2ですね

無農薬になれるまで黒点病で葉を落としていたけど
今はほどほどな感じ

「ブルーバユー」にとても似てますよ
しかも「ブルーバユー」より強いのでおススメ
薬剤を使うなら「しのぶれど」ってすごい優秀だと思います

夏剪定その1

8月27日土曜日
第一回夏剪定の始まりだ

まだ暑い日は続く
理想の夏剪定は9月初旬だが
間に合わないので8月下旬~9月下旬にかけて行っている

理想は9月上旬

まず最初は初動が遅いと言われるバラ
目安の一つが春バラの開花が遅い品種

次にエリア
我が家は狭いので
やるならエリア一体で行っている
そうしないと剪定を終えたバラが埋もれ
陽が当たらなくなり弱ってしまうからである

大抵は大型の木立ドイツ種
コルデスの品種から行っていく
ロサオリエンティスも開花が遅いものが多い

【本日夏剪定を行った品種】
(1)フューチャーパフューム(コルデス)HT
花びらが丈夫で雨の影響が少ない

(2)カインダブルー(コルデス)HT
花びらは雨に弱い方、ノヴァーリスよりはマシ
巨大化するので強めに剪定
できたら晴れた日が続いた日に咲かせたい
しかし温度が高いと縁がチリチリになるので
涼しくなったら咲かせたいバラ

(3)シャリマー(ロサオリ)S
夏剪定してもしなくてもどっちでもOKだと思うタイプ
細い枝にも花をつけるので
夏剪定でちゃんと上を向いて咲く枝のみ残す
我が家はあまり房咲きにせずに
HT的に咲かせている

春バラは大したことないが
秋バラはハスのような透明感のある美花になる
しかも花持ちもよく、うまくいけば秋バラが2番花くらいまで楽しめる

(4)バレッタ(河本)F
夏剪定理由はこのエリアにいたので

正直、遅咲きか?早咲きか不明
今年の春の後のセールで購入

タイプ1の割には弱い品種
暑さにもそんなに強くない

他のバラを剪定したので
黒点病がひどいこのバラはすいて先を切った

多分八重なので花の展開が早いと思うが
咲かせるのは苗の状態を見て
温度帯が大丈夫になったら咲かせるので
それまでは摘蕾対象

(5)しのぶれど(京成)F
こちらも開花が遅い品種
ちょっと失敗してシュートを放置してしまった
先がほうき状になってしまったので剪定した

このバラは意外に無骨
細い枝も残した方がよい品種
太い枝は少し剪定をして分岐させる予定

こちらも花びらが雨と温度に弱いバラ

【本日夏剪定をしないと決めた品種】
(1)キャンディアメイディランド(メイアン)S
条件が悪い奥の方で育ているのに
病気知らずの優秀選手

他のバラは夏場は摘蕾していたが
このバラは自由に咲かせ放置状態
そのため実もよくつける

蕾も虫に食べられているが
摘蕾程度に思っている

このバラの優秀なのは耐病性だけでなく
コンパクトであること

頻繁に花をつけるため
サイズが大きくならないのだ

暑さにも強くまさに理想的なバラだが
ただ虫に食われているので容姿はボロボロ

これは野でみた野ばらと同じ姿

まったく放置しているわけでない
マメに肥料はあげている

キャンディアメイディランド。
昨年、京成バラ園で夏のセールで購入。セール品だったから仕方がないが、かなり弱っていた苗。黒点病で葉を落とし、枝は黄色く変色していたため、昨年は養生。
しかし今年になって本来の強靭さを発揮!!

現在、条件が悪いところで育ている。ほとんど陽があたらない。ただ、午前中の1~2時間程度あたるエリア。しかし四六時中花を咲かせ、病気知らずで元気。