鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

バレッタ4

今年夏に大苗で購入した
バレッタ」は万年黒点病まみれ

新芽がでてもすぐ黒点病になります
無農薬で育ているから?

いえいえ、通常新芽がすぐに黒点病になりません
品種によりますが…

最初はバラの家さんの評価が
タイプ1とあったが評価違いかな?と思いましたが
もしかして我が家の「バレッタ」が調子悪いのかもしれません

まずね、河本バラ園をよく知らなかった
最近、「リナルド」「ミスティパープル」を購入しました

「ミスティパープル」はね
ブルームーン」に似ている~と感じ

リナルド」は「バレッタ」に似ていて参考になる

まず、水が乾かない!!
双方、水はけ悪い!!

私の中でバラは水が大好き!!で
基本、根が丈夫で根腐れは滅多にしないと思ってましたが

河本バラ園のバラは違いますね
9/17くらいだと朝水一回だと足りないくらいなのに
まだ湿っていてビックリ!!

これ気を付けないと根腐れ起きますね
ちなみに「ミスティパープル」は毎日カラカラ

バレッタ」はね
夏場の腰水の影響で根腐れを疑ってます
あと癌腫もね
※詳しいことは過去のブログをみてください

本日株元を触ったら
ありゃ~一部柔らかい部分がある

1年以上過ぎた大苗が
根腐れが原因で株元が腐ったのか?

とりあえず発根させる治療を行っている
乾き気味に育てることにしようと思ったら

 

いけない!いつもの癖で水を上げてしまった…

リナルドは気が付いてあげてない

早いが開花させる予定

「クードゥクール」
暑さで止まっていたが
ようやく芽が動き始めた
夏にたまに蕾はつけたが摘蕾
調子が良さそうなのでそろそろ開花させる予定

「サラマンダー」
クロロシス的なのもだいぶ緩和された
本来耐病性が高い品種かも
黒点病にもあまりならない

シュラブだがツル性要素がある
暑さがすこしひいてからツルをのばしている
その先端に蕾を持ち始めたのを開花させる予定

派手な絞りの割には
意外に地味なところが気に入っている
八重タイプなのに花持ちもよい

「ブリーズ」
5年目かな?
年次が浅いころは花はあまり咲かない
株できると花付きがそれなりになる

バラの家さんのタイプ別では
私が購入した時はタイプ2
今はタイプ1に変更されている
実際育ても耐病性の高さは感じている

花持ちは悪い方
しかしグレープフルーツのような
よい香りがするバラ

樹形は直立すぎて枝が集まりすぎるので
枝がやわらかいうちに強制的に広げている
花も花枝が集まりすぎるきらいがあるので
ある程度間引いている

アライブとナイトサーカス

廉価品で買ってきた
新苗の「アライブ」
6月に買ってきて
暑さに弱いようなので
明るい日陰で育ていたんですが
まあ、大きくならない

多分、耐陰性は低いんでしょう
しかし暑さで枯れこむよりいいかと思い
夏場は暑さ対策を重視

少し涼しくなったんで
陽の当たるところに出したけど
ちょっとまだダメみたいですね

すごく耐病性が低そうな
枯れ方してますね~
黒点病と暑さ障害が一緒に発生した葉

思ったより育成も緩慢な感じ
今年の秋バラは無理かな?

ちなみに左隣りは
同じように暑さに弱い
「ナイトサーカス」
こちらの方がようやく今の時期に
伸ばしてきましたね
あまり大きくできなかったので
秋バラは咲かせないかもしれない

真ん中が「アライブ」黒点病と熱障害の黒点が併発している
芽は出ているので様子見。左隣りは「ナイトサーカス」ようやく伸びてきた。右隣りは「グラシアール」はかなり暑さにも強い。しかしちょっとお疲れ気味で中に黄色葉を出したので取り除き通気性をよくした。コンパクトに育ってベーサルシュートは3本。

モナ・ラベンダー

「モナ・ラベンダー」として販売しているが
ラベンダーとは全然関係ない植物
シソ科の「プレクトランサス」

おススメの植物の一つ

まず、明るい日陰が好きで
日陰で育てられる数少ない
あでやかな花
ホトトギス」をもっと美人にした感じ

春にパァーと咲き
あとはちらほら咲いて
秋にパァーと咲いてる

花も素敵だけど葉も素敵

難点は耐寒性が弱いこと
東京での屋外での越冬は無理
ちょっと短くして切り詰めて室内で管理
切り詰める前、条件があえば室内でも開花

越冬は室内を想定しているので
鉢は小さくしている

これからもっとエンドレスに咲いてくる
写真より実物の方が数倍美しい花色

 

シマトネリコとスズメガ

シマトネリコ
よくスズメガの幼虫がつく
緑色で角が生えたかわいい芋虫だけど
擬態がすごい上手で
糞で「やつだ!!」と気が付き探すといる

大食のスズメガの幼虫は見つけたら捕殺
ちなみに本日5匹捕殺した

樹勢がすごいシマトネリコ
だからあんな大食漢な虫が付くんだね~と思う

地植えで大木だったら
残してあげたいな~と思うけど

鉢だからね
丸裸になってしまうので

今の時期に注意すること

剪定後、そのせいで暑さに弱るバラがでる
ただ夏より今の方がマシ
新芽の展開に注意している

新芽がでると
ホソオビアシブトクチバが
あわせたように発生する

ガの仲間で夜も昼間もよく飛んでいる
幼虫はとても隠れるのが上手で
葉虫系はスズメバチにほとんど狩られるが
ホソオビアシブトクチバは夜行性だし
逃れることが多い

新芽にいるので
毎日捕殺している

まあ、奴らもある意味バラ仲間
見つけたら捕殺はするが
循環の一つだと思っている

ちなみにうちはガもよく飛んでいる
スカシバの仲間もかわいいな~と思っている
蝶もよく飛んでいる

周りはコンクリートジャングルなので
ほんとに我が家の家の周りだけが
蝶や蛾があふれかえっている状態

今の時期はセセリ蝶が大量に居座っている
地味なんだけどすごいかわいい顔立ち

夏からこの時期は旅の蝶
アサギマダラもよく立ち寄ってくれる
たまに特大級?アゲハくらいのサイズの
アサギマダラがやってくるけど
とても美しく神々しいですね
(普通にくるアサギマダラはアゲハより小さい感じ)

シジミチョウなんかは
バカの子の頭の中みたいに
ずっと飛んでるね

蝶が来るのは
蝶のために花を用意しているから
ほんとはアゲハが卵を産んでくれる柑橘系がよいのだけど
鉢なのですぐ丸裸になってしまう

なので花を年中咲かせている

ミスティパープル1

とうとう我が家にきた
「ミスティパープル」

無農薬で育てる私にとって
河本バラ園のバラは論外だと思っている
人気の「ガブリエル」は美しいと評判だが樹勢が弱い
無農薬はこの「樹勢が弱い」バラは鬼門なのだ

「ミスティパープル」も無農薬だと無謀かもしれない
しかし購入した理由は

「ミスティパープル」と
ブルームーン」は似ていると思ったからだ

実は以前、無農薬で「ブルームーン」の挿し木を育てていた
こんなにバラも育てていなかったので
気長に1年に1本シュートが出て1本に1花
5つ咲かせるには5年
今考えると過保護に育ていた

挿し木のため樹勢は弱いが
実は「ブルームーン」は
昔は優秀な強靭種の一つだった

無農薬向きでないが
というか昔はバラを無農薬で育てるのは
今以上、無謀と言われていたが
それでも育てられたのは
ブルームーン」のポテンシャルの高さ故である

そのバラの流れを色濃く受け継いだ
「ミスティパープル」

そして受け継いでいる系統は
青バラを作った小林森治の系統も
受け継いでいる

私は小林森治の「紫の園」の大ファンである
本品種を育てるのは本能的に無理だと思っているので
それに似た品種を憧れ追いかけている

「ミスティパープル」の咲ききった姿は
サイズは違うにせよよく似ている
実際に交配に使ったのは「オンディーナ」は
「紫の園」にとって親戚のような存在

小林森治の青バラとして有名なのは「青竜」だが
青竜」は花粉がほとんどできないため
その親である「オンディーナ」が使われることが多い

ちなみに唯一「青竜」の子が誕生した
小林森治氏の死後発表された
「青の軌跡」がある
青竜」をよい部分を引き継ぎながら
耐病性や樹勢が改良されたらしい

育てるにあたって
「ミスティパープル」か「青の軌跡」か悩んだが
多分「ミスティパープル」の方が丈夫さは上かな?と思い
「ミスティパープル」を選んだ

とりあえず届いた
「ミスティパープル」を育て様子をみる

今は「グローブマイスター」がいた
「スイートムーン」の隣に置いている
他のバラの葉が茂ってきたら他の場所に移す予定

※「グローブマイスター」は陽がやわらないところに移し
 また葉が茂ってきたらもとに戻す予定