鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

秋バラ(未来1)

寺西菊雄シリーズの一つ「未来」です
無農薬向きのバラではありませんが
寺西シリーズの中では比較的丈夫な部類です

早咲きの品種で春は問題なく綺麗に咲きます
その後が問題で梅雨に黒点病になり
夏は暑さと黒点病でほとんどの葉を落とします

しかし秋には
葉が写真のように復活し
秋バラを咲かせます
きっと樹勢がよいのだと思います

8月の終わり、夏剪定はにHT風にカット
次亜塩素水やニームや菌類を葉水しながらのメンテナンス

次亜塩素水に関しては消毒の意味がありますが
やはり屋根がないと農薬のようにはうまくいきません

農薬なし→次亜塩素水を農薬替わりを期待する場合
お薦めは屋根つきの場所での管理ですね
うちは屋根がないで野ざらし

屋根なしだと
菌類の葉水がメインで
長雨用に次亜塩素水

「未来」はギリ耐えている感じです

寺西シリーズで大切なことは
肥料を絶やさないこと
結構肥料を好む品種が多いです

うちの場合はメインは
有機系の油粕と米ぬかが主体の手作りぼかしと魚骨
IBは保険的に扱いながら育ててます

ぼかしはあげすぎには注意で
短いサイクルで少量がよい感じです
バラにというより土壌生物たちにって気持ちであげてます

夏場は有機系の液肥は頻繁に上げてました
週一くらいペースです
これも土壌生物たち用ですね

一見、手軽でバランスが良さそうな化学系肥料は
バランスが難しく病気や害虫が増えるので注意が必要です

花の蕾のふくらみ加減でぼかし肥料は断ちます
(IBはおきっぱなしです)
写真くらいの状態はギリギリです
その後は花が咲いて終わりくらいかな~の時にあげます

有機系の液肥はあげ続けてます

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