鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

バラを購入2(今季の管理編)

私は無農薬鉢でバラを育ています
バラを購入する時はできるなら
ある程度育ったバラがよいと考えてます

理想は中苗
中苗の場合は秋に販売してます

大苗もよいのですが
大苗は冬発送されてくるので
いつ発送されるか気になるところ

だったら中苗を買って
様子をみながら自分のところで冬越えした方が
仕立てもできるのでやりやすいのです
もしかしたら秋バラも見える可能性もありますしね

難点は人気の品種はほとんど売り切れており
秋に中苗を購入できる可能性が低いです

新苗は赤ちゃん苗なので
無農薬だとハードルが上がります
中には新苗から無農薬にならした方がよいと考える方がいます

新苗の場合は梅雨に入る前までが育成のチャンス
梅雨に入ると黒点
夏は成長が止まる品種が多く
秋は成長のチャンスですが
長雨で黒点病にあることも多く

タイミングよく育つ品種もあるのですが
暑さに弱いタイプは中苗以上から始めるのはおススメですね

苗が届いた今季は注意が必要です
それが大苗でもです

理由は大きく環境が変わるから

例えば「バラの家」さんから届いた苗
バラの家さんは農薬で管理してます
場合によってはハウスで育ているので
無農薬で露地、しかも暑いこの環境は
バラにとっては厳しくもあります

なので初年度だけでも
品種にもよりますが
長く雨が降る場合は軒下に入れるのが理想です

うちは軒下はないので
台風や長雨の時は来たばかり苗は
家の中に入れてます

ただ、家の中は安心か?というとそうでもなく
この前大型台風が来た時に
3日間室内で管理した
強靭の「クー ドゥ クール」が弱りました

鉢内が蒸れたみたいで
根にストレスがかかり
下部の中の混みあったところが
黄色葉になり葉を落としました

長く育ている
「エレガンスアイボリー」も
台風の時に3日間室内にいたんですが
新しく展開した新芽の枝の一部が黒く変色

とりあえず様子見ですが
冬剪定の時にはカットしまう場所ですが
ずっと気にしてましたが
枝が固く充実してきたのでとりあえず大丈夫だと思ってます

そして冬があけて来季になると
無農薬に対して少し耐性が付き始めます
もちろん品種にもよりますね

植え替えは自分用でブレンドした土
良い菌が育つようにボカシ肥料を使用してます

化成肥料は春からIB肥料を保険であげるくらい
土はバラの家さんの「極上バラ栽培土のもと」と赤玉
「極上バラ栽培土のもと」の中に少し化成肥料は混ざってるようですが
極力化成肥料は使わない土づくりです

他には馬糞肥料、ミリオン、ぼかし肥料
前年度使ったヤシの木マットを細かくして
土が出ないように底石替わりにひいたりしています
ヤシの木マットはどうも菌類が好きらしく
引いている周りの根がすごい発根がよいです

育成期にはマメにボカシ堆肥とIB肥料
バラにあげる栄養というより土の中の生物多様性を目指します

植え替えといっても土は毎年再利用
しかし連鎖障害の被害はない状態です