鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

雨にまつわる論文

「雨と植物:リーチングを中心として」木村和義
https://www.jstage.jst.go.jp/article/agrmet1943/34/1/34_1_23/_pdf/-char/en


「通常雨と植物体との関係で興味あるものにリーチング(Leaching)現象がある
ここで取扱うリーチングとは,雨,露,霧などによって植物の葉や体から物質が流亡する現象」


「葉は光合成や蒸散だけでなく,もっとダイナミックな役割をはたしており,
水や栄養分の吸収損失に関係した栄養バランスを保つ器官であると考えている」

雨のもつ意味
リスクにデメリット
とてもためになる文献である

これを読んでいると地域性による植物の進化もうかがえるが
適さない地域との病気の関係も面白い

バラに関係あるのは
リンゴの黒点病に関する記述で雨によりKの流失も多くなるのが
原因の一つとしている

また雨により葉の表面のミクロフローラ(細菌叢)が
変化し病原菌の侵入や発育、昆虫の攻撃にも影響を及ぼすなど
薬剤散布や展着剤に関してのリーチング効果を促進させることなど

大変ためになる記述が盛りだくさんだ