鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

黒点病の発生がひどくなる時期

私のブログで一番多いキーワード
それは「黒点病」だと思います

無農薬で鉢栽培において
一番大きな敵でもあり問題でもあるのです

では一番発生しやすい時期はいつか?
それはやはり梅雨の最中と夏の終わりごろです

水を媒介とする「黒点病」菌にとっては
一番の活動期が梅雨

実はその前から潜伏しており
温度にもよるが
3月下旬あたりから感染はしており
温度や環境、雨により梅雨で
爆発的に増えるといったところでしょうか

「バラの家」さんが
近年無農薬でも可能なタイプのバラを開発してますが
その中で「タイプ1」の年5回薬剤散布推奨のタイミングが
大変参考になります

「バラの家」さんからの引用
ファイア オブ プロメテウスより

年に5回の剪定後ごとの薬剤散布(殺菌剤)を行えば一年間美しい葉を維持できる。
1 タイミングは冬剪定後(芽が膨らみ始めた時)
2 1番花開花後
3 番花開花後
4 夏剪定後
5 秋花が咲いた花後剪定後

まず覚えやすい「剪定後」消毒
うちは通常の薬剤の代わりに「次亜塩素酸水」
1のタイミングは冬剪定後というより芽が膨らみ始めた時期が目安です

多分この剪定後という考えは
人間でいうと厄年的な意味合いがあり
変換期(転換期)において一番エネルギーを使うため
グッと成長もするが黒点病のような菌に潜伏されやすい時期でもあります

あとは20度あたりが黒点病が好きな温度帯なので
夏でも涼しくなった雨の続く日は注意です

特に夏の暑さはバラにとって大きなストレス
水が大好きなバラにとって夏に水が足りないのもストレス
天気が悪く日光不足もストレス
バラはストレスがたまると「黒点病」を発症しやすくなります

私はバラは何気に「黒点病」を利用している
いわゆる共生関係にあるのではないかと思ってます
黒点病」という菌を使って葉を落とし
最悪の「枯れる」という事態を回避するのです
もちろん、品種にもよりますけどね

基本、雨の日は「次亜塩素酸水」
晴れや曇りの日は「ニームや効果的な菌」

このサイクルを毎日

農薬のように効果はありませんが
やらないよりはマシです
弱い品種の葉の生存2~4割ほど残ります