鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

根頭癌腫病?

ちょっと根頭癌腫病(以下癌腫)疑いのバラがあります
ブルーグラビティです
(追記:疑った箇所はカルスでした)

バラの家さんからの購入で
癌腫抵抗性台木苗使用とのこと
でもやはり起きるみたいですね

実は癌腫か?って思うバラ
なんどか経験があります

ホームセンターで買った
冬大苗の「コンパッション」
根元でなく枝にコブみたいなものがよくでき
生育も悪く、病気にも弱かったため
花付きもかなり悪かったですね
※枝のコブははやわらかくなく固いもの

癌腫病ではないかもしれませんが
明らかに何かの異常があったため
「コンパッション」は早々と処分

他は根元がコブのような状態になったものがいくつかあります
そのコブが固かったら様子見です
軟らかい場合はアウトですが
固いので癌腫でなく「カルス」だと思ってます
カルスとは傷ついたあとにできる細胞です

ちなみにコブが軟らかったらアウトだと思ってますが
うちは全部硬い(追記:この場合カルスであることが多い)です

あと生育が悪い場合は
冬に根を観察して根にコブが発生していたらアウト

ブルーグラビティは固いコブなので
大丈夫だろうな~と思っていますが
形状が本当に癌腫みたいなので
育成が悪かった冬に根を観察かな?と思ってますが
育成もいいですよね(笑)

無農薬で無理をさせてるんだけど
ちゃんとついてきている優秀な品種
まあ、無農薬向きではないですけどね(失笑)
水を結構吸うので(これ健康で丈夫な指標)
6号鉢→7号鉢にアップしたら根がすごいよい状態だった

※根がよい状態:白い細い根がたくさん毛細血管のようになっている状態
※ただし台木によります。あくまでもノイバラの台木の場合
※ヨーロッパで使われるロサ・ラクサやロサ・カニナの台木はゴボウ根です(だから裸苗ができる)
※ノイバラの裸苗を販売しているところもあるが鉢で購入の方がおススメ

癌腫原因はアグロバクテリウム菌という
遺伝子を改変できるウイルスみたいな菌

ちなみにサントリー青いバラを作った時に
バラの遺伝子を改変した時に使ったのは
このアグロバクテリウム菌です