鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

黒点病に対して私の作戦

黒点病~鉢に落ちた葉を片付ける訳
https://hati8chang.hatenablog.com/entry/2022/08/21/114354

を読んでからこちらを見てほしい


まず、葉の上に常在している
黒点病の柄子殻を減らすためにやっていることは

葉水で善玉菌を撒いている(バチルス菌光合成菌)
まずバチルス菌の説明をすると
バチルス菌はとても強力
あの納豆菌もバチルス菌の一種といえば
納得できると思う

話はズレるが私はお腹の調子がちょっと悪い時
ちょっと鮮度が良くない刺身を食べた時
納豆菌を整腸剤として食べている
また納豆菌は腐らない
水分が抜けて固くなっているが
賞味期限が半年過ぎても全然大丈夫
※ただし乾燥して結構固い
※冷凍した納豆は普通に腐るので注意

その実力は農薬にもなっているほど
しかも黒点病以外にもうどんこ病等にも効果がある

効能は強力なバチルス菌が菌均衡において優性になる
バチルス菌に比べ弱小である糸状菌を抑えるのだ
またバチルス菌は植物を助けるホルモンも放出し
生長にも貢献している

また一緒に撒いている
光合成菌はバチルス菌と共生関係にあり相性はよい
※できたら乳酸菌を入れるとなおよし
※葉上より土壌ではより効果的

雨になると今度は光合成菌が優勢となる
もともと水田とか水辺に生息する菌なので
雨の日には黒点病対策となる
ただ長時間雨が続くとやはり黒点病の胞子が増えてしまう

ココまでは菌の力で菌を抑える考え

 

長雨が続く場合は除菌的な考えに移行する

長く雨が降った場合
下部に薄い次亜塩素酸水を撒く
湿気は下部にたまり
特に黒点病の柄子殻は下部に停滞しやすい
※お風呂場をみればわかるが下部の方がカビがひどい理屈と一緒

完全には防ぎきれないが
胞子の数は確実に減らすことができる

うちは次亜塩素酸水は食塩で作っているため
あまり撒くと塩害も想定しているので極力希釈している
※マネしない方がよいがちょっと希釈前にものを舐めたら薄い塩味がする

次亜塩素酸水は安い生成器で作ってる
次亜塩素酸水とは
https://hati8chang.hatenablog.com/entry/2021/10/26/095035
を参照

だいたい100~200ppmを4~5に薄めて使っている
次亜塩素酸水は保存にむかず遊離が早いので
20~50ppmくらいで撒いていると思う

これをやりはじめて黒点病で落ちる葉が
約1~2割減ったので効果はあると感じている