鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

黒点病~鉢に落ちた葉を片付ける訳

よく黒点病になったら
鉢に落ちた落ち葉取りは必須

理由は落ち葉から胞子を飛ばすから!!

黒点病の感染はご存じのように
水を媒介し感染する

葉が6時間濡れていると
胞子が葉に付着し発芽
そして発芽管が伸長し菌糸が成長
菌糸が侵入・進展、とここまで終了する時間

ようは内部に入り込むための時間が約6時間

なので雨が降っていない時間は
雨が降るまでしたすら耐え忍んでいる

こういう菌は耐え忍ぶ様に進化しており
耐え忍ぶ形を耐久体と呼ぶ

黒点病の場合は耐久体のタイプは柄子殻
ツボみたいな固い殻の中に胞子を詰め込んでいる

一説ではこの状態で
2~3年胞子を保存できる
なので冬越しなんて楽々なのだ

普段それが空中、土、葉の上にいる
条件(雨)によって胞子を放出
まず葉にいるものから葉の内部に侵入
空気中や土にいるものも胞子を放出
雨が長くつづくほど感染リスクはどんどん上がっていく

目の見えない胞子は仕方がないが
柄子殻がたくさんため込んでいる落ち葉は
片づけた方が感染確率は確実に減るよね?

っていう考えから

落ち葉は片付けよう!!

ということになるのだ