鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

無農薬と青バラ(ブルーグラビティ)

我が家の青エリアはいくつかあります

その一つ日照がよいエリア
「ブルーグラビティ」「ブルーインパルス
「ミスティパープル」「シェエラザード

このエリアで一番丈夫なのが「ブルーグラビティ」
新苗から育てて少しづつ大きくなり
無農薬向きではないのですが無農薬に耐える強さを持っています
それにちゃんと上というか横を向く?(上や横を向いて咲く)
首がちゃんとしているところがよいですね
※「ブルーインパルス」と「ミスティパープル」は首が細すぎて下向きになる

すこし変顔(平たいメンフクロウのよう)ですが
樹形の充実さによって変わってくるかもしれません
しかしこの変さもお気に入りです

花持ちがすごくよく(変顔状態)で
青の割には暑さに強いですが,
バラとしては中の上くらい

シェエラザード」はとても美花で素敵ですが
来たばかりなので黒点病まみれ
ただ強さのポテンシャルは感じてます

【強さのポテンシャルについて】
黒点病のなり方を1つの指標にしています
まず来た初年度は無農薬の洗礼を受け
よほど強い品種以外は黒点病まみれになります

黒点病に罹患しても
・葉を落とすタイプ
・葉を落とさないタイプ
葉を落とさないタイプの方が丈夫です(「シェエラザード」はこのタイプ)

「ブルーグラビティ」は新苗で購入しました
黒点病で葉を落とすタイプでしたが
翌年から丈夫さが一段上がりました
環境順応タイプのようです

現状は陽が当たらない部分は黒点病で葉を落とし
陽があたる上部に葉をワサワサとさせています
我が家では無理ですが,全面陽にあたり環境であればかなり丈夫になるでしょう

ブルーインパルス」と「ミスティパープル」は相変わらずです
冬越えの時に枝を黄色くしなかったので
上部は菌には弱いが枝と根はポテンシャルがよいタイプです

今年どのくらい頑張れるかが
無農薬で生き残れるかの分かれ道になると思います

ポイントは樹勢はないのであまり剪定しないこと

あと感じたのは我が家は1年たつと
梅雨まで黒点病が大丈夫なケースが多いんですが
こちらの品種は早々に黒点病が出てきます

次亜塩素酸水で管理するのも一つなんですが
するとよい菌もダメになるので
ある程度の耐病性が必要なんです
もしかしたら消毒(次亜塩素酸水)のタイミングが重要かもしれません

そうそう,この品種は暑さに弱いのも注意です

まあ,これを読むとこの2品種がすごい弱い品種だと思われそうですが
これでも青バラとしてはかなり丈夫な部類なんです
昔のバラのハイブリットティと同レベルくらい
ブルームーン」と同じくらいです

「ブルーグラビティ」はその上をゆく耐病性なので
青バラとしては別格なんですよ

↑写真だと青さがでませんが「ブルーグラビティ」です.肉眼だと水色に近いです

手前の首がしっかりしているのが「ブルーグラビティ」で奥の首がダラーンとしているのが「ミスティパープル」