鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

バラの家の中苗

私は「バラの家」の今頃出す
中苗が一番ねらい目だと思っています

冬剪定の方がいいのでは?と思われますが
自分でいろいろとできる中苗の方がよいんですよ
大苗クラスで育っているものも多いです

まず冬の大苗だと掘り起こすときに
根が傷つきますし
また場合によってはハズレ大苗なんていうのも存在します

うちは「鉢」でバラを育てているので
鉢で育った苗の方が扱いやすくもあります
※大苗は圃場で育てるケースが多いです


また冬はある意味リセットの時期なので
オリジナルの育て方をしても受け入れてくれるバラが多いんです


まずプロの方が丁寧に薬剤散布をして肥料を上げて日光をたくさん当てて
バラにとって理想な環境から


適当で無農薬的な私のところにやってくると
大抵のバラはビックリして調子を崩す場合があります


特にいきなり無農薬にすると顕著ですね
その場合はしばらく「殺菌剤」を散布して様子を見ながら
可能なら無農薬へと移行していきます

無農薬でバラを栽培する場合、肥料を通常より少なめにします
その代わり土壌微生物の大好きな堆肥は毎年しっかり植え替えをします

また自分なりにバラの品種やパターンによって
植え替えを調整してます
例えば寺西氏のHTの場合は
小さめな鉢に植えます
育成期に鉢増しで対応します

あと「冬の大苗」の場合、発送の時期も影響がでます
「バラの家」さんでは2月頃発送してくれます

ただ他のショップだと
10月~12月に冬の大苗を発送する場合が多いので
ちょっと暖かい日があると芽吹き
そして寒さがくるとその芽は枯れ込む

冬剪定をした大苗の芽吹きのエネルギーは
根や茎に貯めたものです

この場合、エネルギーの無駄遣いですし
頂芽優勢で植えにある葉が芽吹きでダメになると
そこに芽はなくなってしまいます

芽吹いた葉をそのまま残すと
病気が越冬する可能性がありますし
また寒さで葉が枯れたり傷んだりします

ですので自分で行う剪定は
ツルで早くて12月~1月
ツルは木立より早く誘引(剪定)をした方がよいですね
芽をみながら誘引をするんですが、下手な私はそんなことはできず
結局早く誘引してあげることでバラ本人がなんとか頑張るんです
「こう誘引されたからこう芽をだそう!!」的に
細かいことは芽欠きの時に調整します

木立てだと2月ですね

木立の場合の2月は
残った葉がせっせと光合成をして
葉を自然に落とす方が枝にエネルギーを
貯蓄することができるからです

葉が黄変してすぐポロンととれるものも
とってしまってください

この時期届く中苗ですとそこらのコントロールができるのでよいんですよね
特に「ツル仕立て」タイプは!!
※大苗はツルだろうが、木立だろうがばっちり剪定をされている場合が多いので

ただこの時期まで欲しい品種が残っているか?というと
売り切れてしまっているケースが高いです

で、ここで今回の記事の目的ですが
この時期「即納」で検索すると
春に早々に売り切れていた品種がちょぼちょぼ登場するんです

なので実は穴場販売時期でもあります

多分、人気商品のストックは福袋用です
在庫調整で余裕がありそうなのが
この時期の隠れ「即納」として登場するのかな?と推測しています