鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

バラ塾で「活力剤はいらないな~」という意見

聞いていてドキドキしちゃいましたよ
バラの家のバラ塾の話です

ほら色んなスポンサーさんがいるのに
いいの? いいの? って思ってしまいましたが

気質が職人な方なんでしょうね

私も活力剤を使ってません
おっしゃる通りです
コスパの問題でもあるんですが

記載する品目の適性を満たしてないと
大抵は「活力剤」っていう名前になります
法律で決まっているんです

肥料として売り出せないレベルとか
効能が証明できないとか
広告がすごいHB-101は品目は「活力剤」

他には「液肥」と「マルチング」もいらないと言ってました

私も「化成液肥」はやめた方がいいよな~って思う派です
化成肥料は効果がありすぎてね
植物に無理をさせてしまうんです
特に液肥はそれが顕著です

パンジーとか冬にバンバン咲かせるにはいいですよ

バラだとしっかり理解しながら使わないと
難しいタイプの肥料だと思います

ただ「有機肥料系の液肥」はいいですよ
バラにいいっていうより土によいですね
土の中にいる土壌生物が喜びます
土が劣化しなくなるんです

特に夏にはものすごく薄めて頻繁に使ってます
夏は肥料が難しくすごく少なめに頻繁に使用します

有機タイプでも液肥を規定より薄く使う
売っている有機液肥でもよいですが
よく使うのは「コメのとぎ汁」
これをかなり薄めて水やりの時にあげています

ただ新しいことを始める時は
必ず観察眼を鍛えることが大切です

なんでもだけど量や頻度によっては
リスクになる場合もあるからです

注意点としては「コメのとぎ汁」は
発酵が済んでいない状態なので腐敗菌も呼びます

頻繁に撒き過ぎたり濃度が濃いとデメリットが起こる可能性もありますが
そこらは経験で覚えていくとよいと思います

次に「マルチング」関してですが
私は使用派です

目的は
コガネムシ対策
・水分蒸発防止

無農薬で有機肥料で育てているので
よくコガネムシに狙われるんです

使ってない時は約3割のバラが
コガネムシの幼虫(根切り虫)の被害でダメになりました

なので「無農薬で有機肥料」の場合には
マルチングをおススメします

お気に入りはヤシの木マットです
これをひくと根がマットに入り込むんです
しばらくすると根がはるから
バリバリってはがす必要があるほど根が侵食してきます
マットは1年くらいでボロボロになります

「1年くらいでボロボロ」になる原因は微生物に分解されるためです
要は微生物に人気があるということです

そのため古くなったマットは土壌改良材として利用しています
また鉢から土がでないように鉢底にひいたり
色々と活用しています

ただ考え方はさまざまです
障害物になるのでよくない考える方もいるし
鉢底で使うのはOKでは?と考える人もいる
ヒトによって様々です

あくまでも私の目安ですが
鉢底にヤシの木マットの残骸を適当に細かくして
土と一緒に混ぜるように入れると
次の年の植え替えにはほとんどヤシの木はなくなり
分解されてしまいます