鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

ラベル以上の花が咲く場合があるバラ

ポイントは花数を少なくして
エネルギーを集約させること
HT的な考え方
もちろん品種ごと特性はあり
これがもっとも大切だろう

まず咲かせる花の枝の太さを考える
房咲きにはしない
エネルギー配分を考える

肥料は大切だが
あげすぎないことも大切
逆に少なくてもダメ
肥料のパターンも品種によって違う
そのバラの特徴を経験で掴んでいく

ちょっと難しいことを言い出すと
花が咲く前は肥料を控えめに
速度を下げてじっくりと咲かす

蕾がほころぶあたりで
薄い液肥をあげる
すると肥料をガァ~と吸収して
発色がよくなる
おすすめなのが
赤色や覆輪などのバラ

さてラベル以上の花が咲く品種だが
まずは「アルチーナ

「ミスティパープル」に似ているので
有機肥料と土壌生物が大好き
やや乾かし気味に育てるのが
ポイントだと思う

耐病性は「シェエラザード」のやや下
「ミスティパープル」のより上
耐陰性は思ったより優秀で
「ミスティパープル」よりもうるさくない

 

「シャリマー」「マーサ」
花数を少なめにすると美花になる
単純にこれだけでかなり美しくなる

群生で咲かせるか?
エネルギーを分散させず絞り込むか?
選択によって雰囲気を変えることができるバラ

 

「グラシアール」
日当たりが足りてない問題で
花数を少なくしたら
「え?ヨハネパウロ2世?」という花が咲いた

木村氏は「アイスバーグ」似ているというが
確かに似ているが
ちょっと違うな~とも思ってしまう

「グラシアール」はバター系
アイスバーグ」はあっさり系

あと全体的な雰囲気が「アイスバーグ」は
枝ぶりとか女性的な清楚な雰囲気
「グラシアール」は男性的で華やか

「グラシアール」の枝や葉は「ルシエルブルー」に似ているな~と思う
まあ「グラシアール」は「アイスバーグ」とは
違った良さがあるバラであるということだ

アイスバーグ」は地植えにすると思ったより大きくなる
四季咲きのツル仕立ても可能なバラだ
※鉢だとほどほど

ただ下の方に花をつけなくなるので
「グラシアール」に前方担当を任せるとよいかもしれない
※「グラシアール」は冬にばっちり剪定するのがポイント

ちなみに「ベビーアイスバーグ」というのもある
こちらは花もベビーサイズなので
「グラシアール」の方が華やかだよ

 

全部、ロサオリのバラだね(笑)
まあそれだけ多角的に楽しめるのもメリットだと思う