鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

クレマチスのネコブセンチュウ

クレマチスにネコブセンチュウと

思われるものが数点あった

★「マンジュリカ」(軽症)
「ハモグリバエ」の被害で枯死状態のため処分

害虫で花は枯れるか?
https://hati8chang.hatenablog.com/entry/2023/05/20/235820

★「アラベラ」
昨年絶好調だったのに今年は花付きが悪い
そういえば植え替えをしてなかったので鉢をみたら
ま~すごい根!!
根詰まりにより根腐れも起こしている
ほとんど土もないほどの根,根,根
「ネコブセンチュウ」と思われる症状もある

★「プリティ イン ブルー」
「アラベラ」と同じだが少しマシな状態

ちょっと「ネコブセンチュウ」に関しては
思っていることがある

まず,最初に断っておくがこれはあくまでも私の推測

センチュウという虫は土壌の中には割といるものだ
「ネコブセンチュウ」はその数が増えた状態

ようは土壌のバランスが崩れたときに
大発生する現象なのではないかと思っている

例えば海でいうと「赤潮」みたいな状態

「ネコブセンチュウ」になっていた
鉢の共通は「根詰まり」
「根詰まり」による土壌の環境が悪化し
センチュウを爆発的に増やしコブができる

現在クレマチスの栽培書では
「ネコブセンチュウ」に関しては
バラでいう「癌腫」みたいな「汚染」扱いである
「ネコブセンチュウ」になったら
すべてを廃棄し消毒と書かれている

私が思うには土壌環境が改善すれば
自然とセンチュウの数が通常レベルに戻るのではと思っている
もちろん感染のリスクがあるので土壌とかは
他のクレマチスに使い回さない方が無難

しかしクレマチスの状態によっては
メンテナンスすることでだいぶ改善はすると思う

ただこれはあくまでも
「根詰まり」を起こしたクレマチスの場合

私が体験した上記のクレマチスはインテグリフォリア系
樹勢がとても強く丈夫である
だからこそ気を付けないと根詰まりを起こす

この手の種はある時期になるとスイッチが入り
ものすごく勢いで大きくなる
地植えなら無敵になるのだが
鉢だとそれが災いになる

土壌を改善し根詰まりを起こさないようにすれば
しばらくすると「ネコブセンチュウ」は軽減するだろうと思う

上記のクレマチスはちょっとメンテナンスした

根をあまり触ってはいけないクレマチスだが
根腐れした部分や「ネコブセンチュウ」の多い部分は排除
新しい根のために古い根も排除

すこし水切れがよい土の状態にして
上部は花が終わったのでは断裁

これで様子をみる予定だが
あまり次は10号鉢になってしまう
場所的にあまり鉢を大きくできない

実は「ミケリテ」を処分したのは
大きくなりすぎて場所がないから

ん~悩みどころである