鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

好きな育種家(寺西菊雄)

バラって購入前と購入後でかなり印象がかわります

自分で育てるとプロの育てたバラを一流の写真家が撮影したものに劣るのです
特に無農薬で鉢で育てると腕がまだまだな私にとっては顕著なんです

その中でも育てている過程において
写真では展開できなかった魅力を感じるところがあります

寺西菊雄氏の作品
正直、無農薬には向きません
しかし花を咲かせる段階的な美しさと色気は
この育種家さんならではです

無農薬では葉を落としますが
樹勢があるのが多いので
春綺麗に咲く→梅雨ボロボロ→夏ボロボロになりながらも復活の兆し→長雨で黒点病になるが、秋バラが咲く

花付は大変すばらしく
年々少しづつ丈夫になっては来てます

今ある作品(黒点病に弱い順)
ブルースハープ
写真では展開できない美しい色味と存在感です
雰囲気は牡丹みたいな和も伴っておりながら、バラの繊細さもある
退色の過程が素晴らしく、ありそうでなさそうなミステリアス雰囲気のバラ

ニューウェーブ
花型が大変美しいのに花付も素晴らしい
房咲きにもなりますがエネルギーを使うので
うちは1輪で花数を調整しながら咲かせてます
すると大輪になります
黒点病には弱いので無農薬には向きません

★エレガンスアイボリー
整った花型に花が汚れないのが素晴らしい
咲き方の展開は早いです
咲きほころんだところを切り花として利用してます
スリップスはどうしてもつきますからね
黒点病には弱いので無農薬には向きませんが樹勢は強いです

★未来
開花の段階が恐ろしいほど美しい
一枚づつ衣を脱ぐような、しどけなさと品があります
黒点病には弱いので無農薬には向きません

★ホワイトストリーム
唯一、無農薬向きではないでしょうか?
完成度が高いツルばらです
白い花の中でも汚れも少ないです
隣に名花「新雪」と育てますが
こちらの方が丈夫で美しいです