木村氏の「新しいバラ」を読んだ
認識が違ったのは
八重咲きの定義
八重咲きは20弁以上を八重咲きというらしい
じゃ~ロゼット咲きとかは
すべて八重ってことなのかな?
多分,本では
・花弁の数
・花型の種類
に分けていて
例えば「ピエール ド ロンサール」の場合
・八重咲(花弁の数)
・カップ咲(花型)
ということになるらしい
私はてっきり
すべて花型として分類され
(私の考え)
・一重咲き=平咲き
どっちの言い方もすると思っていた
木村氏の考えは
・一重咲き(花弁の数)
・平咲き(花型)
(私の考え)
半八重咲きは
花びらの数は10~20弁程度で中央の花弁が
未発達で短いもの
クレマチス的な考え方
(木村氏の考え)
花弁が10~20弁
八重咲き
(私の考え)
木村氏の半八重咲きが
私にとっては八重咲き
なのでクードゥクールは私にとっては八重咲きだが
木村氏の定義によれば半八重咲き
これは意見が様々で河合伸志氏は
私と同じ分類のようだ
どうもきちんとした定義はないよう
管轄は農水省かな?と思いちょっと調べてみた
品種名称審査基準というものを発見した
一重花の品名に「ダブル〇〇〇」は
特性等の誤解を防ぐためつけてはいけない
まあ,その通り
するときちんとした花弁の基準値も必要だと思うが
植物によって花弁の数が様々
クレマチスに至っては
4枚で一重の子もいるし
6枚で一重の子もいる
確かに一重といった方が広義の意味でよいのかもしれない
バラの場合はバラの花弁定義として管理するのは
日本バラ協会(適当)とかそういうところ?
ちなみに花弁に関しては
木村氏の考え方の方が主流だ
ただ,その数値は様々で特に半八重咲きの定義は曖昧である
比較してみると
・木村氏説:10~20弁
・タキイの種:10~19弁
・第一園芸:9~16弁
ちなみに八重咲きの
8はたくさんという意味を持つ
漢字の八という字は
末広がりは発展を意味し
山という意味にも捉えられたりする
話はズレるが花弁が増えるメカニズムを説明する
と言っても他のサイトを参照しているだけだが(笑)
国立科学博物館の植物展の時の
ABCモデルのうた「花の遺伝子ABC」
https://www.youtube.com/watch?v=nBawl7kzLi8
これは感覚的にわかりやすい
この歌を聞いてから下の説明を読むと理解度が深まる
ABCモデル
https://www.chem.nara-wu.ac.jp/~fujii/rest/abc.html
花びらをつくるのは領域2
わかりやすい説明
ヒメリンゴ 八重? 二重? ABCモデル
https://jumokutane.blog.fc2.com/blog-entry-667.html
手書きの八重咲のしくみを参照
九州大学は朝顔研究が有名
朝顔は遺伝子の変化が表れやすく
江戸時代から変わり朝顔で人気がある
C変異(牡丹※朝顔である)がバラタイプ
ちなみにB,C異常はクレマチスタイプ
七海のクリスマスローズBlog
最近,クレマチスの新作を意欲的に発表している方のブログ
ダブルの遺伝
https://nanami7kur.exblog.jp/12268290/
このCの遺伝子異常が
時間をかけてものすごくなっちゃったのがバラである
花びらの数が多いほど結実しづらくなる