鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

バラにおける「強靭」とは

よく強靭なバラと謳い文句がありますが

「強靭」と一言添えるだけで
とても売れ行きがよくなるそうです

正直、バラの強靭はいろんなパターンがあります。

「バラの家」さんの評価
無農薬でも大丈夫なバラを開発しているだけあって
説明も丁寧でわかりやすいです

私はよくわからないバラは
こちらの評価を元に考えます

バラを育てたことある方は
バラの「強靭」が他の植物に比べてはるかに弱いというのは知っていると思います

よく「無農薬で他の植物と同じように育てられる」と
謳い文句をいろんなサイトでみることがありますが
正直、無理ですよ

努力しての無農薬です

しかも無農薬向きの品種であることです

もちろんバラが好きでバラの世話を苦労だと思わない変態さんたちが
バラを育てているので
そういう人たちが上記のセリフを言うのは隠れた枕詞や接続詞があって

「(今までのバラと比べて)無農薬(で育てる可能性があるバラは努力によっては)で他の植物と同じように育てられる」

という意味でとらえた方がいいです

やはりバラは特殊です
やはりバラはバラです

しかしバラの歴史の中において「無農薬での栽培」は実にすごいことなのです。


まず「強靭なバラ」の認識の違いを説明しますね

バラは農薬を定期的にまいて管理するのが当たり前の花です
なので「農薬をまく」は当たり前の行為なんです

で強靭とは

農薬をまいて花を咲かせることができるバラ

というのがひと昔前の「強靭なバラ」なんです
農薬をまいても花を咲かせることができない難儀なバラはたくさんあるのです

なので
「緑光」「アイスバーグ」あたりは
月に2、3度くらい農薬をまいて管理すると
花を咲かせるのはたやすいタイプで
強靭グループとなります

ちなみにバラの家さんの評価では
アイスバーグ」は月2回農薬を推奨
「緑光」は月3回農薬を推奨

どちらも育て今は処分してしまいましたが
無農薬だと黒点病にかかってしまいますね

「緑光」は花色が薄い緑で形もよく崩れない
花持ちが抜群によいのでとても好きでした
木立ですがちょっとシュラブっぽくって横に広がっていきます

アイスバーグ」も黒点病に弱かったです
地植えで大きく育てればもうすこし丈夫になったかもしれませんが
アイスバーグ」は黒点病に「強い」「弱い」と評価が分かれるタイプのようです。
ただ純白の花びらは名花と言われるのにふさわしくとても素敵でした


なので「強靭」という言葉
「無農薬でもいけるかも?!」タイプのバラと
ひと昔前の「農薬で管理すればたやすい」タイプが混合されて使われているのです

 

同じ「強靭なバラ」ですが

しかし、すごい違いがあることにお気づきだと思います

これがよりバラ初心者を混乱させている一つだと思います

 

もし無農薬でバラ栽培を始めたい場合は

「無農薬でもいけるかも?!」タイプの強靭なバラにした方がよいですよ。

それでも「ん?」というバラはたくさんありますけどね