黒点病は無農薬の場合仕方がないです
ただ、付き合い方にコツがあります
いろんなコツを書きましたが
一番効果的なことは
「バラをご機嫌にさせる」
よくわからない説明にはなりますが
人間と同様、ご機嫌にさせておくと免疫力があがります
ではご機嫌アイテム
★太陽光線
半日陰で大丈夫な品種でも
基本、日にあたる場所が大好き
特に午前中に日がよくあたるところが効果的
ただし、西日は苦手です
実は太陽光線が一番の消毒薬
★風とおし
忌地と言われる場所は病気が蔓延します
それは通気性が悪く湿気がたまるところでは
菌が繁殖するからです
風とおしがよい置き場はもちろんのこと
バラの葉をすいてあげたり枝を間引くのも必要です
あと、雑草を生やさずにマルチングすること
★害虫に注意してあげる
黒点病は葉裏の気孔から感染するといわれますが
表面から、そして害虫によってできた傷口からと様々なルートで侵入します
★肥料
~付き合い方のコツ2~で書きました
有機と化学を双方使い分けながらと書きましたが
化学肥料はIB肥料で保険です
シュートをバンバンあげてくれるのは
自分でつくったぼかし肥料
メインは油粕ですが、油粕を発酵させて使うとすごく効果的です
★鉢増し
鉢増しによって樹勢の勢いがグッとあがります
黒点病にも効果的です
★暑さ対策
バラは暑さに弱いです
目安は葉色とかでわかると思います
成長した葉の先や周囲が枯れるようになるのは
暑さに弱いブルー系のバラ
また新芽等に黒いスジのようなものがあらわれるのは
やはり暑さによる葉への障害
乾燥が進んで葉が一部ヨレヨレとしたうどんこ病の様な症状
こちらも暑さによる障害です
西日のあたるところや、芳香が強い品種
朝方何かをまいたりすると出ますね
特に熱がこもる鉢は要注意です
鉢があまり熱くなるとと黒点病でなくても
葉を落とし始めます
鉢が熱くなると根が熱くなる
根が熱くなるとバラだけでなくたいていの植物はダメになります
未発酵の資材をまいて
その発酵熱で根をダメにし失敗した人を知ってます
地中は温度が安定しているので
根の方が熱に対する耐性はないんです