鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

6月のバラ管理

無農薬で頑張れるバラは
6月の梅雨の時期に
でかくなれるか否か

弱ってしまうのはやはり黒点病の影響
中には過湿による根腐れを起こすデリケートなバラもあるようだ
河本バラ園は品種によって注意が必要だと感じた
まあ,過湿の前にこの手のタイプは黒点病でボロボロになり無農薬向きでない

基本的なバラには根腐れは滅多にないと
栽培を続けて私はそう感じている

ただしバラ鉢のような通気性のよい鉢
土壌の作り方にもよるかと思うが…

6月はバラの生長時期
梅雨のないヨーロッパではグッと伸びる時期だろう
気温は20℃前後で乾燥した気候は
バラが一番好む環境
それにこの時期のヨーロッパは日が長い

バラ栽培が日本に向かない原因の一つは
ヨーロッパと状態が違いすぎるからだ

バラは菌に弱い植物
しかし日本の6月は梅雨のため菌が一番活発になる時期
薬剤散布をしても黒点病で葉を落とすバラもあるそうだ

そんな苦手な季節のあとに控える
多湿な猛暑

バラにとって日本の6月~9月までは
成長期であるのに「過酷な時期」であることを忘れてはならない

無農薬を耐える品種は
いわゆる黒点病に罹患しずらくなると
グッと大きく成長する時期でもある

強い品種にいたってはヨーロッパでは起こらない
ツルを伸ばす品種もある

有名なのは「アンジェラ」など

実は黒点病がひどく処分してしまった
「スイートセレナード」
黒点病への耐病性は低いが
じゃ~弱いバラか?と言われるとそうではない
強い品種の方だと感じた
植物の戦略が違うタイプと言えばよいだろうか?

黒点病で葉を落としても先へ先へ伸びる
なので上部の葉がない割には
植え替えが必要なほど根はしっかりしていた

広い場所ならよいのだろうが
狭い我が家の場合,上や横に伸びて黒点病で葉を落とすと
その下にあるバラたちに黒点病を感染させてしまう
そのため仕方なく処分した