鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

腐植物質や法律が改正される意味

バラの家さんの「根を育てる肥料」や「アヅミン」
「アヅミン」にまつわる法律の改正
注目を集める「腐植物質」

さて、ここにどんな意味があるか
おわかりだろうか?

それは「地球温暖化問題」
地球温暖化において問題になっているのは
二酸化炭素の増加

「炭素循環」というのがある
有機化学あたりとかで学ぶのかな?

まず「有機物とはなんぞや?」
厳密にいうと違うんだけど
有機物」とは生き物もしくは元生き物
炭素を含むものが有機

簡単に説明するとこんな感じだ

炭素はどこにあるか?
まずは空気中、これを生産者(植物)が光合成で使用し
体に取り込む、取り込まれた炭素を
消費者(植物を食べるもの昆虫、昆虫を食べる動物 など)が食べる
この炭素を排泄物や死体となって分解者(微生物)に分解される
消費者たちは呼吸を行う
その呼吸(二酸化炭素)によって大気に炭素が戻る

こんな感じで炭素は循環していた
実は炭素の量は今も昔も変わらない
土壌にいた炭素が大気中にでちゃったのが問題なのである

人間は化石燃料という土壌にあった炭素を
燃やすことで大気中に大量に放出してしまったのだ

よく魂は輪廻転生と呼ばれているが
炭素も循環という形で輪廻転生をしている

だったら炭素に土壌に戻っていただこうという
考えが土壌の炭素固定

土壌に固定するのに注目を集めているのが
有機資材や腐植系資材なわけだ

政府は法律も改正し
有機肥料や堆肥を使って
炭素を土壌に戻そうとしている

これがタイトルの
「腐植物質や法律が改正される意味」なわけだ