鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

グローブマイスターのボーリング

うちの「グローブマイスター」はほぼボーリングになります
多分、雨のせいですね
同じ一族である「パブロック」もそうですが
「グローブマイスター」よりもたまに
雨が少ない時は開いたりします

固い蕾のママっていうよりも
中心が開かない状態が続く状態
そこから不動になり花持ちもよいです(ボーリング状態で)

そういえば「パブロック」の交配親は
「クリムゾングローリー」様らしいですよ
たしかにニオイの系統が似てますね
ちなみに「クリムゾングローリー」様もそんなボーリングは起きますが
上記のバラに比べ頻度は低く開花率は全然高いです

「グローブマイスター」に戻りますが
耐病性はバラの家さんだったらタイプ1くらい
耐暑性は普通で夏は成長ストップします
※耐暑性が強いといっている「シャリマー」も我が家では成長が止まります
 「シャリマー」もERの系統があるかな?と思ってます

ちなみに「パブロック」はタイプ2くらい
耐暑性は「グローブマイスター」と同じくらい

忽滑谷氏のバラの耐病性ですが
品種にもよりますが
黒点病の耐病性は高いモノが多いです

ただ葉は結構汚れますね
虫食いとか、菌系の病気の初期段階
暑さとかでね

それに多少の病気では葉を落とさないです
葉を落とさないバラは基本的に強いバラが多いです

雰囲気的にERを無農薬で育ているイメージ
無農薬でも葉が汚くても構わないのなら生き残っていくしぶとさ
野ばらのような強さを備えてます

耐病性に定評がある木村氏のバラと比較してみましょう(タイプ1)
木村氏のバラはある時を境に黒点病にもなり葉を落とす傾向はあります

忽滑谷氏のバラと木村氏のバラは葉の形状や質が違っていて
強さの傾向が違うんです

木村氏のバラはモダンローズ的で葉が大きく
忽滑谷氏のバラはオールドやERのように葉が小さいものが多いです

耐病性のシステムも先ほども書きましたが
木村氏はある時を境に黒点病がバーと出る感じが
遺伝的に黒点病の許容値が広がったような強さです

忽滑谷氏の方は野ばら系がもつような粘り強さみたいな強さ

なので忽滑谷氏のバラの方がボロボロになりやすいのですが
しぶとく生き残っていく強さみたいなものがありますね

 

「グローブマイスター」はこの球状の状態が長く続きます
これはこれで鑑賞価値があるかな~と思ってます
ちなみにこうなると開花せずにこの状態で散ります

一度だけ開いた時をみましたが、開くと花期は短くなるようです