鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

6月に引き続き7月に大切なバラのお世話

6月と7月共に大切なバラのお世話

その1つが

温度に気を付けて適度に肥料をあげること

3~5月にあげる肥料よりこちらの方が重要

 

3~5月の肥料は植え替えさえしていれば

あげなくても大丈夫なくらい

HTの場合、花が咲く前は極力肥料は少ない方がキレイな花が咲く

 

5月はバラは自動的に開花する

無理をさせないためにも開花前に肥料をあげるというより鉢で流失してしまう補てん程度にあげるよいと私は考えている

もしたくさんの開花を望むなら冬肥えがもっとも重要だろう

 

バラに「肥料をやるぞ」レベルは花後から

うまくいけばシュートが出る

活性化する時期に新芽を動かすのが肥料の役目

 

二番花は無農薬の場合

黒点病の進行具合にもよるが基本はあまり咲かせない

最近の気温を考えると体力を温存してほしい

またこの時期に根も成長する

もちろんエネルギー的に余裕があり価値がある開花が望めそうなら少しだけ開花させる場合もある

特にHTはいっぺんに開花しないものが多いので順次開花させる

品種や株の状態しだいだが体力がありそうな株は夏花状態のチェックの開花

あまりツルが伸びてほしくない場合は花をさかせツルの大きさを制限するのも有効

開花はHTは蕾のうちに切り花にするが他は放置

すると虫がスゴい

過剰に増えない限りは放置

ただこの時期に発生し困るホソオビアシブトクチバは駆除

これが6月と7月のお世話のポイント2つめ

ホソオビアシブトクチバは大切な新芽をダメにする

ただ新芽より蕾や花びらの方が好物なので捕まえるトラップに開花やつぼみ

ポイント3つめが摘蕾

摘蕾しながら新芽にいるホソオビアシブトクチバをみつけて駆除、これが結構大切

ポイント4は暑さ対策

状態をみて鉢増し、二重鉢、移動

鉢増しは花後に徐々に行うとよい

暑さに弱いタイプのバラはすでに新芽が枯れたり変形が始まってる

サムズアップ

シラノドベルジュラック

令の風

ディスタントドラムス など

 

★ホソオビアシブトクチバの補足

かくれんぼの名人で時分の成長に合わせ隠れる場所を変化するスゴい虫

成虫も黒地に白いラインで蝶々みたい

なのにイモムシ時代はものすごい大食間で成長も物凄く早くので捕獲しながら感心してしまう虫

最近発見したのは上から補殺するのと下から補殺するのでは行動パターンが違うこと

基本ジッーとしているが

下からの敵はトリッキーな動きをして落下して逃れる率が高い

敵を発見する感覚器も下からの攻撃の方が早い

上から攻撃は擬態に特化しているので見つかりづらいが上に比べ下からの方が発見しやすいための防御策だと思う