鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

展着剤1

農薬取締法では展着剤も農薬として
登録が義務付けられいる

展着剤という名前から
「(展着)薬剤などをのべひろげて付着させること」
「(展)並べて(着)つける」
ことから「固着剤」タイプを想像しやすいが
実はもっと化学的なタイプの方が主流である

大きく分けると3種類
展着剤(一般展着剤),機能性展着剤,固着剤

★展着剤(一般展着剤)
薬液の濡れ性,付着性,拡展性,懸垂性などを強化し,薬液を均一に付着

★機能性展着剤
薬液の浸透性・浸達性などを強化し,薬液を植物体内に入り易くさせる

★固着剤
薬液の付着性,固着性などを強化し,薬液を植物体に固着させ耐雨性を向上

私が使っているのは固着剤
「アビオン-E」でパラフィンを主原料とした
植物のクチクラ層のワックス層と似たような物質で上からノリの用に付着させるタイプ
もっとも薬害が少ないだろうと言われている展着剤である

クチクラ層を強化にし雨を弾かせる効果があるので
他の展着剤に比べ無農薬向きである

ちなみに他の展着剤はこれとは逆の発想となる
クチクラ層の撥水性が邪魔となり
その効力を下げるのが展着剤である

考えてほしい
外敵のブロックをしているクチクラ層

農薬の散布をやめ無農薬に移行して大打撃にあう一つの要因が
この展着剤なのだ