鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

カルスNC-Rその4:リグニンの分解

リサール酵産のサイトで
枝も分解可能
細かくカットしてという説明がある
そう「カルス」は木質リグニンも分解可能らしい

リサール酵産の「剪定枝の処理」
https://www.resahl.co.jp/wp/post_443/

ちなみに今年カルフォルニア大学で
「強靭な木質リグニンを嫌気性環境で分解できる」という内容の文献を発表した(2023年4月)

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Lankiewicz TS, et al. Lignin deconstruction by anaerobic fungi. Nature Microbiology, 8:596–610, 2023(PMID: 36894634)
「嫌気性菌によるリグニン分解」
簡単なあらすじは
C/N比が高いリグニンの分解は好気系でのみ説明されている
嫌気性リグニン分解が不可能なのか、それともまだ測定されていないのかは現時点では不明であるが
この研究班によりネオカリマスチゴミ菌が草や広葉樹のリグニンの化学結合を嫌気的に分解することを発見した
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リサール酵産さんもしかして
研究証明しておけば世界的な発見だったかも~

 

【余談】
では、なぜ研究証明をしなかったのか推測してみる

研究証明に至っては
別に自分のところでやらなくてもOKだ
大学に委託すればよい

では、なぜやらなかったか?

まず、研究証明や特許という方法をとると
材料や菌類をオープンにする必要がある

こういう人気ある資材の場合
オープンにすることで真似されてしまう
特に菌の世界は少し変えるだけで

「うちオリジナル♪」と言えてしまう商品

小さい企業ならまだしも
大きな企業にやられたらリサール酵産さんは経営の危機である

なので「隠す」を選択したのだろう