鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

カルスNC-Rその5:もみ殻を使う場合

生もみ殻といえば分解に時間がかかる資材
なので燻炭という分解に早い資材は売っているが
植物に強いHCでもまあ~置いてない
園芸向きというより農業向け資材

地域によっては無料で手に入る素材
だが東京では入りづらい素材なので
ネットで購入

私は手に入りづらい「もみ殻」を中心に
他の材料を計算する

今回「カルスNC-R」を初めて使用するので
計算方法が分かりやすい「もみ殻」を使用する

一度作ってコツを覚えたら今度は
藁などを混ぜ様子をみてから
最終的には藁で代用しようと思う
藁ならちょうど今の時期HCでも購入できる

で、ネットで購入したのは
「もみ殻」は20L入り

今回は重さ(質量)に換算したい
20Lは容量または体積のことなので

ここに密度をかければいい
もみ殻の密度は0.1g/cm3

20L×0.1g/cm3
=2kg

20Lは約2kgぐらい

「もみ殻」を基準に硫安の量を決める

もみ殻30㎏で硫安が1.2とあったので

1.2÷30=0.04
これでもみ殻と硫安の比率がでる

今回用意できる「もみ殻」が2㎏なので

2×0.04=0.08

0.08㎏=80gの硫安が必要ということだ

同じ方法で比率から計算すると
米ぬかは約700g
カルスは70g

まとめると
もみ殻:2kg(20L)
硫 安:80g
米ぬか:700g
カルス:70g

これを土に漉き込みますが
うちは10号の鉢に入れようと思います

漉き込むときは土と一緒に
そして水分

適度な湿り気が微生物たちが起きるスイッチです
ただ必要以上の水分は腐敗菌を呼びます

これを大体1~3週間寝かせます
冬なので3週間ですね
ただ麻袋とかで防寒をしてあげると
発酵が早く進むと思います

うちの定植方法は
植え替えが済んだバラは
鉢に作ったカルスを撒いてその上からマルチング

植え替えがこれからのものは
下層をこの土にします

で、それ以外の場所は
いつも通りに植え替えします

まずは様子を見ながら
土を階層にわけて仕込みます