鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

バラを育てるに大切なもの

バラ栽培を初めて行う方に
バラを育てるに一番大切なものは何か?と言われたら

「日照」

と私は答えます

次に適する温度や
土、マメな世話などがありますが

一番大切なのはやはりある程度の日照

ただ我が家はその大切な日照はクリアしてません

でもバラは育ちます
ただ最低限の日照は必要です

まずバラの品種
ある程度の日照でも我慢してくれるバラ
ダメなバラがあります

栽培に難しい紫系は
基本、好条件の日照が必要ですが
実は暑さにも弱いという品種が多いです

うちは青バラをエリアに分けており

デリケート系
グランブルー、やくもたつ、ブルーミスト、ブルームーン など)
日照条件は悪いが
午前中に少し日が当たり(多分30分あるかないか)、風通しがよい
西日が当たらないエリア
タイプ的には明るい日陰だが周りは白壁

よくバラは最低でも4時間の日当たりが必要と言われてます
このような場所でも咲く場合があります
ちなみに春はもちろん、秋も咲きます

日当たり以外に「白壁の反射光」があります

バラ栽培で決してよい場所ではないのですが
それでも咲く場合があります
それは実際育てて様子をみてというしかありません

参考になるかわかりませんが

農水省
光合成のバラ光飽和点は5万ルクスだそうです
最低限の育成に必要な光が3千ルクス

もちろん品種によって必要な数値は違います
また飽和点がこの数値ですが
開花にはどのくらい必要か?はわかりませんが
うちの明るい日陰はこれらの品種に対して
開花する光の量を満たしているから咲くのだと思います

ただ本当はたくさんの日照があった方が
いろんな意味でバラは元気になりますよ
最大の消毒薬は日光なので日光があたる量で
黒点病の発生率も違いますよ

参考資料
令和3年度(各地域において作成されたマニュアル・実施報告書等)

農林水産省:ジャパンフラワー強化プロジェクト推進
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/f_japanflower.html

以下は農水省の各ページ
屋内緑化マニュアル
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/attach/pdf/f_japanflower-18.pdf

他にも冬季にバラを育てるための
バラの補光データ
バラ冬期LED補光マニュアル
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/attach/pdf/f_japanflower-34.pdf

ルクスの参考目安が参考になるもの
植物と共に生きるための屋内緑化のニューノーマル
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/attach/pdf/f_japanflower-32.pdf

 

例えばうちの場合ですが
デリケート系がいる場所に
シェエラザード」などを移動すると日光不足で調子が悪くなります
黒点病の発生数も増えてしまいます
西日でもよいので日照をほしいタイプのようです

「グラシアール」も一定の日照は必要で
アイスバーグ」ほど日照に関しては我慢強くありません

基本、ロサオリのバラたちは日照を好む傾向にあります
※バラは基本的に日照を好みます

しかし結構我慢強いバラもいて
意外に「シラノドベルジュラック」は我慢強く
ある程度に日照でも咲いてくれはします
サマルカンド」も紫系の割にはうるさくないと思います

日照条件が悪いのに
狭いエリアで育てる悪い見本みたいな育て方をしています

しかしけなげにバラは咲いてくれてます

大切なのはバラの高さで
高さに埋もれるとバラはすぐ弱ります

同じような高さを段差にしながら育てています
なので同じような樹勢のものをグループにしています