鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

紅麹は悪くない(その2)サプリメントとは

サプリメントを使用するケースで多いのが
足りない栄養補助としてのサプリメント

supplement(サプリメント)には
「補う」という意味があります

サプリメントがこんなちやほやされているのは
私は欧米諸国の影響だと思います

まず米国ではDietary Supplement(ダイエッタリーサプリメント
食事を補うという意味です

米国は食生活の乱れによる
サプリメントの利用
また保険に加入してない人が多く
健康をサプリメントに頼るような生活をしています

欧国は昔から民間療法的なことが根付いています
西洋医学はすごいと言われるようになったのは
近年のことでの西洋医学黒歴史そのものでした
その流れで「民間療法の方がまし!!」的な時代があったため
サプリメントが生活や歴史に根付いています

栄養を補充する意味ではサプリメントは便利ですが
過剰摂取には注意が必要です

例えば「亜鉛

必須栄養素ですが
微量で事足ります

亜鉛」の場合

過剰に摂取することはリスクを伴います

しかし近年ネットで
男性的な機能に効くと言われ
摂取する方が増えているそうです

通常「亜鉛」は不足することが
少ない栄養素です

どちらかというと
病気や何かの中毒を伴う場合
不足することがありますが
その場合は医師の指示に従うべきです

気軽に買えるサプリメントですが
使うことによって毒にもなります

亜鉛」は亜鉛中毒になります

通常不必要な栄養素は
体内から排出されますが

亜鉛」のような鉱物系は
多くとることで排出はされますが
常用に多く摂取することで
体内に蓄積もしやすく
癌化のリスクも上がるといわれてます

また亜鉛は他の鉱物を
収着しやすく
長く過剰に摂取することで
他のミネラルの吸収障害が起こります

また

たかがサプリメントですが
「効果が高い」ものも存在します

効果があるということは毒性が強いということです

効きすぎて注意が必要なレベルは

甘草や附子、セントジョーンズワートなど

「甘草」にはグリチルリチン酸という消炎作用があります
すごく広義な意味でステロイドのような成分です

ステロイドという薬はものすごく効果的で知られていますが
「諸刃の剣」と呼ばれており
長く使うと副作用があります
実は甘草にも同じような副作用があります

ただステロイドより強くありませんし
遺伝的な要素もあります

例えば「初期の風邪」に
おすすめな「葛根湯」には
「甘草」が含まれています

他にも肩こりに効くということで
常用する高齢者の方がいるようですが
常用するのはやめた方がよい漢方薬です

漢方薬には改善タイプと対処タイプがあり
「葛根湯」は後者のタイプです

附子はトリカブトの球根を乾燥させたもの
トリカブトは暗殺に使われるレベルの毒薬です

セントジョーンズワート
多くの医薬品と相互効果が知られています

中にはこのような生薬から
薬の開発に至ったものもあるほどです

で「紅麹」の話に戻りますと
「紅麹」は漢方薬レベルで効果があります

紅麹は悪くない(その1)サプリメントの立ち位置

ニュースネタで失礼します

小林製薬の「紅麹」関係のサプリメントを摂取し
健康被害にあったニュースをききました

そこでネットニュースで
「紅麹」は毒を生成する!!
とある一部をくり抜いた記事が目立ち懸念しています

「紅麹」とは何か?

紅色の発酵をする麹菌の総称です
その一部が確かに毒を生成してしまう種があります

まず、小林製薬の問題ですが
ひとつづつ紐解いていこうと思います

小林製薬「紅麹コレステヘルプ」の場合は
食品の中の加工食品に分類されます

サプリメントのような健康食品の場合
おおざっぱに
・一般食品
・保健機能食品
に分かれています

これは「機能性」が表示できるかのどうかです
一般食品は「機能性」は表示してはいけません

ただし保健機能食品の場合
それぞれの条件によって機能性が表示できます

実は近年法律が改正され
食品表示のルールが一元化」されました
そのためサプリメントいわゆる「加工食品」は
成分を表記する必要性があります

またサプリメントの場合
食品のため効果効能を表記するのは
薬機法によって禁止されています

ただ限られた範囲でありますが
「保健機能食品」の場合は条件によって
「機能性」などを表記できるのです

「紅麹コレステヘルプ」は
保健機能食品の3つのうちの1つ
【機能性表示食品】です
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42403261291101

サプリメントとは
あくまでも「加工食品」とわかって頂けたかと思います

ドラッグストアなどに売られていることから
薬とお同じように考えている人がいます

しかし薬に比べると
ものすごく緩いのです

「加工食品」だけど
まるで薬的な効果があると錯覚しやすいサプリメント

実はサプリメントはものすごく儲かる商品でもあります

例えば薬の場合は
開発や許可に時間とお金がものすごくかかりますが
サプリメントにはその苦労や投資もありません

しかも原価率が低く
原価率と比べ高額で売れる
ドル箱産業と言われています

まず薬の説明します
薬とはなんぞや?
薬とはいわゆる「毒」です

「毒」をうまく使ったのが「薬」です
だからこそ審査や開発に慎重なのです

開発にもすごくお金がかかります
薬にもよりますが約500億円と言われてます
しかも成功率は3万分の1とも言われ断念されるケースが多いのです

参考になるサイト
中外製薬
https://www.chugai-pharm.co.jp/ptn/medicine/create/create001.html

だからこそ新薬を開発した場合
日本では10年間、開発会社だけが売る権利が与えられます
研究費の補助が国からでるケースもあります

エジンバラとは

花の名前によく登場する「エジンバラ

オールドローズになるのかな?
深紅の「デュークオブエジンバラ

このバラ、親が
「ジェネラル ジャックミノ」という
赤バラの祖先の貴重なバラ

この親から香り、花付きを受け継いだ
「デュークオブエジンバラ」は
いまだに人気があるバラです

クレマチスでは白八重タイプの
「ダッチェス・オブ・エジンバラ

春のクレマチスの白系の開花はまず
中輪の「ユキオコシ」からスタートします

そのあとに大輪の「ダッチェス・オブ・エジンバラ」が開花
大変ゴージャスなクレマチスですが

私は「ダッチェス・オブ・エジンバラ」を
うまく育てることができません

暑さに弱いのかな?

子であるローズレッドの「レッドスター」の方が
丈夫だな~と思います

「ダッチェス・オブ・エジンバラ」のあと
白の大輪の「アークティック・クイーン」の開花が始まります

こちらは「ダッチェス・オブ・エジンバラ」を丈夫にさせて
よりゴージャスになった品種
おススメです

さて「エジンバラ」の話に戻りますが

エジンバラ」とは何か?

名に「エジンバラ」とあると
なんだか気品を感じるのは
何故なんでしょう?

エジンバラ」とはイギリスの地域名です

まず、イギリスとは何かから説明します

私たちが「イギリス」と呼んでいる国の正式名は
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国

イギリスとよぶのは日本だけだそうです

由来はポルトガル語
「Inglez(イングレス)」がなまって
「エゲレス」から「イギリス」に変化したようです

世界的にも正式名が長すぎるので
「ユナイテッドキングダム」と略すケースが多いですが
それでも長いので略して「UK」と呼んでます

ちなみに日本の外務省や新聞ではイギリスとは使わずに
英国と表現してます

イギリスは名前をみて察するように
これまた複雑なお国柄で

イングランドウェールズスコットランド北アイルランド

という別々の国が1つになっているんです

4つの国が一つに団結し
政治は統括して行っている訳です

各々の国は
それぞれ古い歴史を持つ国です

エジンバラ」は
スコットランドの首都となります

スコットランドグレートブリテン島
イングランドの上に位置しています

もともとこの島にはケルト民族系が住んでいました

しかし南の方からゲルマン民族
ブリテン島を移民したり征服したりしたのです

最初に渡ってきたゲルマン民族の部族を「アングル族」
あとにやってきたゲルマン民族が「サクソン族」

この民族が長い歴史で交配し「アングロ・サクソン族」となります

エジンバラ」は英語で(Edinburgh
まだ英語ができる前なのでゲルマン語の組み合わせ文字です

エイディン(Eydin)
これは地域名です

バラ(burgh)は城や城砦を意味します

合わせてEdin-burgh(エジンバラ

ただこれは支配したゲルマン民族の説で
もともといたケルト民族のゲール人ゲール語から
支配者になったゲルマン人が上記の説にしたとも言われています

で、この名前を使った公爵位というものが
イギリスに存在します

バラの「デュークオブエジンバラ
エジンバラDuke(公爵)で
こちらに由来します

クレマチスの「ダッチェス・オブ・エジンバラ」は
エジンバラのDuchess(公爵の妻)です

やはり高貴なお名前だったんですね

近年、エドワード王子が
エジンバラの公爵位を与えられました

アメリカの野菜は腐らない?

アメリカから戻ってきた知人が
面白い話をしてくれた

食事や食材は
日本の方がダントツおいしい

特に野菜は収穫してから
翌日のものが店頭に並ぶ日本と違い
海外では収穫2週間前の品が並ぶのがザラらしい

なぜ腐らないのか?

まずアメリカは国土が広いため
流通に時間がかかる
そのため収穫後に大量の防腐剤などを使用するようだ

日本もアメリカから輸入する果物などに
防カビ剤が施されたレモンやオレンジなどがそうだ

その他に「品種も違うかも」という話があった
まず収穫から時間がたつため
水分が結構なくなってしまう

少しでも水分を保つため
また腐敗から守るため
植物の細胞壁も固い品種(憶測)が
流通しているため
かなり繊維を感じるそうだ

ちなみに野菜は通常腐らない

そのまま土に植えておくと枯れてはいくが
病原菌に侵されない限り腐らない

木の上になる柿なども腐らない

熟していくのだ

腐るとは
腐敗菌が付着するために起こる
野菜が腐るのは流通や家の冷蔵庫などで腐敗菌が付くためだ

例えば
切り花などを管理するとき
茎の切り口から傷んでいく

細胞壁で囲まれているところより
切り口など露出したところが弱い

そう考えると例えば
水分の多いレタス

これはマメに茎の切り口をカットしてあげると
保持している水分で
葉はまだ生きているので腐敗がかなり遅くなる

根菜類は土をまとわせておくと
とても長持ちをする

みかんなどはまとめておかずに
間隔をあけて管理すれば
カビは発生しずらくなる

あと病気になる菌って
嫌気性が多い

実は腐敗菌も嫌気性が多く
空気の流れをよくしてあげることで
腐りづらくなる

逆に
低温にしてラップに包むとよい
他の野菜から感染を防いだりするからだ
また水分が保持されるのでおいしい状態が長持ちする

カットしてないレモン、ナスなどに向く

また応用として
「次亜塩素酸水」を使うこと
コンビニのカットしたサラダが
あんな青々しているのは
実は「次亜塩素酸水」効果

ものすごく濃い「次亜塩素酸水」に浸して
少しづつ濃度を下げて臭いを消している

ただ栄養面を考えると
ビタミンなどは壊れているだろうね

腐敗と発酵

広義な意味でするとどちらも一緒である
どちらも「菌による分解」

よく言われているのは
人間視点で有益なのが「発酵」
有害なものが「腐敗」

そう考えると納豆は腐らない
賞味期限がすぎて発酵が進んでいく
※適切な保存状況においてだが

最終的にどうなるか?
水分が抜けて
固くなるのである

鰹節も発酵食品の一つであるが
こちらも水分を抜きながらアミノ酸が分解し
素晴らしいうまみ調味料になる

この話を海外から帰ってきた知人にしたら
「納豆は腐るよ!!」と言われた

その発言にちょっとびっくりした

私は冷蔵庫においておいた
半年前の納豆を食べたりしているからだ
※あまりに固くなったものはキムチ鍋にいれるのがおススメ

他の海外に住んでいる人も同意見だったことから

どうも海外の納豆は「冷凍」しているようだった

冷凍することで
納豆の発酵菌が死滅するし腐敗するのだ

クレマチスを購入する場合

クレマチスを購入する場合
ほとんど苗で花をみて
購入できない場合が多いです

またその品種の特徴なども
売店が発表している情報のみが頼りです

まず花付きのクレマチスがほしい場合は

東京近郊在住でしたら
春の今頃に行っている
池袋サンシャインのイベント
「春の花々とクレマチス展」がおススメです
※2024年は3月8日(金)・9日(土)だったのですでに終了してます

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000854.000020364.html

花付きは温室栽培ですので
花付きを買ってもよし
これから開花する予定の屋外栽培の苗を買ってもよし
(屋外株の方が育てやすいですよ)

ここではネットでも買えないような希少種が手に入ることが多いです

他には母の日をターゲットにした
ギフト用ですね
ホームセンターやデパートで購入できます

ただ花付きの鉢を購入した場合
その後のメンテナンスが重要となります

プロがその時を狙って
コンパクトでたくさん咲かせるので
株に無理がかかっていることが多いのです

また5月のあとにクレマチスが最も苦手な
梅雨と夏が続きます

できたらその一年は花を咲かせずに
葉をたくさん展開させるために
1~2節を深植えして根を増やしてあげるといいですよ

それにパテンス系や八重は
それ以降あまり咲かないです(その株の大きさなら)

株が大きくならないと繰り返しさけないようですね

私はこの母の日をターゲットにした株の
廉価品を狙います
まずすぐ花を落とし深植えし
来年の開花まで養生します

それでもはやりプロはすごいな~と思いますね
あんなにコンパクトで花をモリモリ咲かせるのって
すごい技です

もしクレマチスを育てたことがないなら
2年以上の苗にした方がよいと思います

クレマチスは丈夫なんですが
それは根がしっかりしてからで
根ができあがるまでは割と弱いですね

特にパテンス系八重はそう感じます

あと鉢ですと夏の暑さが致命傷になります
しかも上部に陽がよく当たらないと花も咲かないし
あまり成長しません

鉢は日陰においてツルの部分に陽をあてるとよいのですが
それでも夏はダメですね
なので都内ではアトラゲネ系は
やめた方がいいかな~と思います
かなり難易度が高いです

またクレマチスは自分の伸びたい長さまで伸びないと
花を咲かせません!!

これが結構ポイントです

「ダッチェス オブ アルバニー」は
樹高 : 3~4m前後で
花はツルが2m以上にならないと咲いてくれません

広い土地でノビノビ咲かせるならよい品種です
※地植え向き
ただコンパクトに仕上げるのは難しいですね

「フルディーン」なんかも
「ダッチェス オブ アルバニー」ほどではないですが
伸びないと咲かないな~といった感じです

人気の「プリンセスダイアナ」は
ツルが1m前後でも割と咲きます
だけど生育旺盛ですぐ鉢がいっぱいになりますルリ
地植えにすれば素晴らしい品種です

「ルリオコシ」は大変美しいのですが
暑さに弱いです
また水はけのよい土づくりをし
あまり多肥にしないで育てた方がよいのですが
冬の堆肥は重要です
我が家では暑さのせいでナカナカ根を大きくできない品種です

こちらと似ていてもう少し丈夫なのが
「天塩」です
ただ4月後半以降は開花はほぼない品種です

そしてもっと派手にして花を大きくしたのが
「ベル・オブ・ウォーキング」
八重系では丈夫さでトップクラスだと思います
うまくいけば返り咲きもします
日光と根の量だと思います

八重青で最も丈夫なのが
「マジックフォンテーン」ですね
HFヤングの八重なので丈夫さはうなづけます
返り咲き度も高いです
ただ手に入らない人気種でもあります

クレマチスは鉢だと難しい

クレマチスを鉢で育てていますが
鉢だと難しいと感じてしまいます

まずクレマチス
小さな苗の頃(新苗)は
鉢向きですが
3年以上たつといきなり丈夫になり
大きくなっていくのです

このあたりから鉢は8号サイズくらいになります

それからズンズン根が成長していきます
10~12号サイズまでアッという間です
(8号の翌年はこのサイズになります)

バラは休眠期に根切りで成長を抑えることが可能ですが
クレマチスは直根タイプで根切りは向かなく
外側の根が新しいことが多いので

鉢で管理する場合は

挿し木などで次の株を用意しておく
リスク覚悟で真ん中部分の根を取る

株分けをする(こちらもリスクありです)

などして10号くらいの鉢に抑えています

で、すぐ鉢いっぱいの根になり
根がいっぱいになるとすぐネコブセンチュウ病になります

多分土が少なくなると
センチュウが増えるのと
根がいっぱいになりクレマチス
ストレスを感じてしまうためと思われます

もし長期鉢で育てたい場合は種類です
ちょっと弱いくらいの八重系がおススメです
ただこれもスイッチが入ると根がワサワサになります

「マズリー」というクレマチスの新苗を買いました
青の大輪の八重のクレマチスです

新苗の頃はかなり弱く2年くらい
枯れるか?枯れないか?そのくらい弱く花も咲かせなかったのです
すぐ根腐れを起こすためコンパクトの深鉢
土を乾かし気味に育てて
3年目に気が付かない間に
スイッチが入りました

バラの上に置いておいたのですが
鉢をやぶりバラ鉢へ根を延ばし(12号のバラの上に乗せていた)
バラ鉢で約半分の根を展開していました

もう販売してないバラだったので
クレマチスの鉢を破壊しバラとクレマチスを分離しました

正直、このような失敗が山のようにあります

まあ、植物の上に植物を置いてしまうのが
悪いのですけどね

クレマチスは根がはると丈夫になるのですが
鉢だとすぐいっぱいになるという感じです

地植え向きの植物ですが
ただ移植は向かないので
このスイッチが入るまで鉢で育てて
この場所でOKか?鉢で様子をみるのも一つの手です

上部(ツルが展開するところ)は日当たりがよく
下部(根の部分)は日当たりが悪く温度があがらない
水切りがよい多肥の土地がベストですよ