鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

バラへの水対策(真夏に向けて)

バラはすごく水を欲しがるため
4月後半からほぼ毎日水を上げているのだが
夏になると水分が足りなくなってくる

鉢だと水枯れでバラは枯死してしまう

その場合は上記の土に保湿成分をアップさせて鉢増し
肥料等は普段よりグッと少なくする
あまりにも水分が足りなくなる場合は一定時期限定で腰水で管理

腰水は鉢内の温度を下げるメリットもあるのだが
やり方をあやまると枯死する

腰水は調整が必要で夕方から腰水の皿の水が干上がり
夜は腰水でない条件になるようにすること

品種によってパターンを認識し
夕方まで水があまるようなら夜は腰水の容器をどけてしまう
暑さのひどい時のみの管理に変えてみたり
ミズゴケで代用したりする

品種によってすごい水が不足しがちの場合は
ミズゴケも腰水も併用する
ようは品種の様子で状態をかえてあげることだ

ミズゴケは蘭などをそだてるミズゴケ
土のマルチング材として使う方法
普通にマルチングをしているのだがその上からでも
普通のマルチングをどかしてもよい
ウォータースペースには注意

夏濡れたミズゴケは夕方にはカラカラになる場合
土の状態を観察することだ
状態によっては水を上げる判断

大きな苗の方が大きな鉢のため管理しやすいが
問題は8号前後の鉢である
夏手間がかかりそうだと判断したら
手前におき観察を怠らないのが大事だろう

鉢が小さければ鉢増し
あまり大きな鉢にしたくない場合は
冬に根を切りサイズをダウンさせる
うちはサイズダウンできるバラはそう管理している
春8号→夏鉢増し10号→冬可能なら8号に戻す(繰り返している)
基本ツル系は無理だが木立は可能なバラもある

バラの根やクレマチスの根は
すごい水はけのよい水場のそばで自生している
湧き水がわくようなところ
ドロドロした土は流され
水分が多いが菌は生息しずらい

そしてその水はけのよい土地は
水分と十分な酸素が備わっている
砂利層に近いところまで根をのばすそうだ
いわゆる川辺の開けた日当たりのよいところ

そういうところに地下深くまで根をのばす
エネルギッシュで強い根の持ち主

すごい太い根が開発して切り開いていき
条件の良いところで毛細血管のような根をだしていく
鉢栽培だとその毛細血管のような根を増やすことが大切
これらが栄養や水分の葉へと供給してくれるから

落ち葉が水によって分解され栄養はたっぷり
そんな土地がバラにとって住みやすい場所

それを人工的に鉢で作り出してあげたいのだが
難点は温度なのである

上記の条件の土地は根の部分の温度があがらない環境

そしてバラは強さみたいなのがあり
環境に適応する能力もある

6月頃から暑さに少しづつ馴れていくのだ
苦手な暑さだがいきなりくるより
徐々の方がよいらしい

いきなり来るとかなり大きなダメージを受けてしまう