鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

黒点病を知る1(原核生物と真核生物の区分け)

黒点病はバラ以外にも
リンゴ、モモ、キュウリ
リンゴ、モモはバラ科なので
バラ科(Rosa spp.)にかかりやすい病気です

バラに関係ある黒点病を中心に調べます

バラ類黒点病菌は真菌(カビ)に属します

まずは【原核生物】と【真核生物】の区分けからです

なぜここから説明?と思われるかもしれませんが
【原核類】と【真核類の一部の菌類】を一色単に「菌」と呼んでいる風潮が強いからです
※余談ですが、ではウイルスはどっち?と思いますがウイルスはどっちにも属しません。ウイルスは生物の定義から外れるからです

原核生物
原核生物は単純にいうと「核をもたない単細胞性」です

単細胞生物と多細胞生物がありまして
真核生物は双方いますが
原核生物単細胞生物しかいません

また原核生物は真核生物の大きな違いは
核があるかないかとなります

原核生物の代表生物は
細菌類(大腸菌やシアノバクテリアなど)、古細菌(メタン菌など)

バラ関係で説明すると土壌菌と言われる多くがここになります
納豆菌(バチルス菌とか枯草菌)は細菌類なのでココ
放線菌もここですが、実はこれから説明する真核生物の糸状菌に近い存在です

【真核生物】
核がある生物です
なので私たち人間も真核生物となります

黒点病の原因菌である真菌はココに入ります
ただ、前述に説明した【原核生物】に近い存在になります
※だから菌として一色単にされているんですね