鉢でバラを無農薬栽培

一部品種は時期によって低農薬の時もある

ランは菌従属栄養植物?

勉強(ペレポスト講座-序章1)

ペレポストの説明で「菌類との共生に着目した栽培法」の説明をした。

普通の植物は菌根菌と「共生」の形をとっており、
光合成で得た糖類を一部共生する菌に与えるかわりに
菌は窒素やリンを植物に与えている。

ただランはちょっと違う。
「腐生植物(ランは着生植物を参照)」で説明をしたタイプの「腐生ラン」は
自分で光合成ができないため完全に菌根菌に依存している。
菌従属栄養植物」と呼ばれている。

腐生ラン以外のランも光合成の能力が低いため、
光合成だけで糖をまかないきれず
共生菌から糖類を供給されている。

しかも種子発芽後の生育初期には菌根菌の働きが不可欠。
菌従属栄養性を有する特異な菌根共生系に進化させている。
なので、腐生ラン以外のランは「部分的菌従属栄養植物」だと考えられている。